「白」が付く5つの蔵の原酒をブレンドして2020年に誕生した『コシノゴハク』。
複数の蔵の酒を混ぜるという前代未聞の試みは、日本酒業界に衝撃を与えました。
2021年秋、白瀧酒造を加えた6蔵となり『コシノロクハク』と改称。
第1弾の『秋ブレンド』の熟成した味わいが特徴でしたが、今年1月に発売された第2弾の『新春ブレンド』は新酒を使ったさわやかでキレのある味わいになっています。
「日本酒に対する固定概念を取っ払い、自由に味わってほしい」と高野酒造代表の髙野さん。
※販売元は新潟酒販です。
コシノロクハクの会の酒蔵をご紹介!!
●新潟第一酒造|上越市浦川原区
越の白鳥は、山間の米と清冽な水でつくられた美酒です。
すべて新潟第一酒造のスタッフが思いを込めて造るこのお酒。
一番の売りは、「口に入れた第一印象」!
「老若男女問わず多くの方に飲んでいただきたい一杯です。私たちのお酒を飲んだお客様が、くつろいで楽しんでいただけたらという想いを込めて、酒造りを行っています」と代表の武田良則さん。
太く濃厚な旨味が凝縮された芯のあるお酒。
冷やはもちろん、ぬる燗にすることにより、一層深い味わいが口いっぱいに広がります。
●中川酒造|長岡市三島
中川酒造は創業明治21年、約130年にわたり長岡市の三島地域にて酒造りを営んでいます。
38歳の杜氏を筆頭に平均年齢37歳の若い蔵人たちが手作りにこだわり、美酒造りに励んでいるそう。
「酒造りには難しいとされる、コシヒカリや新之助と言った飯米でも日本酒を醸しています」と代表の中川吉五郎さん。
原料米を60%まで磨きこみ、低温でゆっくり醸した定番酒。
2020・2021全国燗酒 コンテストぬる燗部門2年連続最高金賞受賞しました!
●弥彦酒造|弥彦村
日本海と新潟平野を一望する名峰、弥彦山。
その麓、越後一宮彌彦神社など、まさに自然と神の恩恵を授かった山麓「泉」の地にある弥彦酒造。
「越後一宮に仕える御神酒蔵として、当蔵は日本酒を取り巻く環境が変わろうとも、流行に左右されず、永きにわたり丹精込めて泉のごとき酒造りを頑に護り続けております」と杜氏の大井源一郎さん。
弥彦村産山田錦100%使用、50%精米!
ふくらみのある味わいを持つ丹精込めた逸品です。
●白龍酒造|阿賀野市水原
創業は1839年(天保10年)。
回船問屋を営んでいた本家から分かれて、初代・笹屋茂左衛門が阿賀野市に蔵を開いたのが白龍酒造の始まりだそう。
「海の神様である白い龍に由来した銘柄名『白龍』が誕生して以来180年に渡り、『皆さまに愛される飲み飽きしない美酒』を求めて日々の研鑚を怠ることはありません」と代表の白井秀利さん。
『大吟醸 白龍』は、2007年よりモンドセレクションにおいて14年連続金賞を受賞しています。
通算では25回「金賞」を受賞している白龍を代表する銘柄。
まろやかなコクと旨さの余韻が静かに広がるお酒です。
●高野酒造|新潟市西区木山
1899年、二十四節気「白露」の日に創業し銘柄を「白露(しらつゆ)」としました。
「近隣には砂丘湖「佐潟」があり、一年を通して野鳥が多く生息している自然豊かな環境の中で日本酒造りを生業としてきました」と代表の髙野英之さん。
特別契約の「越淡麗」を35%まで丁寧にゆっくりと磨き、杜氏をはじめ蔵人の情熱と長年培ってきた技術で醸した、最高峰の純米大吟醸。
香りの広がりと、スッと喉に消える上品な口あたりをお楽しみ下さい!
●白瀧酒造|湯沢町
越後湯沢で酒造りを続けて160年以上。
「”日本酒の入り口”になることを目指し、2022年より甘酸っぱく飲みやすい低アルコール日本酒「by Jozen」シリーズを展開するなど、日々新しい挑戦を続けています」と代表の高橋晋太郎さん。
雪国・越後湯沢の雪どけ水のようにやわらかな日本酒。
華やかな香りと、口当たりがよく軽快で透明感のあるスッキリとした味わいが特徴です。
DATA
コシノロクハクの会
- 住所
- 新潟市西区木山24-1 高野酒造株式会社内
- 電話番号
- 025-239-2046
- 営業時間
- 8:00~17:00
- 休み
- 土日休
- 駐車場
- P5台
- リンク
- コシノロクハクの会 ウェブサイト