月刊にいがたで好評連載中！
県内テレビ・ラジオ局のアナウンサーさんがプライベートで行きつけにしているお店を教えてもらう『アナウンサーのクチコミグルメ』。

今回ご登場いただいたのは、UX新潟テレビ21で毎週土曜9時30分から生放送されている『まるどりっ！UP』に出演中の大角怜司さんです（ちなみに「おおがく」さんとお読みします。珍しい苗字でいらっしゃいますよね。この機会に覚えてくださいね）。

慶楽はUX新潟テレビ21にもほど近い、新潟グランドホテル内にある中国料理レストランです。

新潟の新鮮な海鮮や野菜を使い、年齢問わず楽しめるヘルシーな味付けで提供しています。

大角さんお気に入りのメニューは『五目あんかけやきそば』。

両面をカリッと焼いた細麺に、豚肉やエビ、シャキシャキ野菜の入ったあんを絡めて味わう人気メニューです。

昨年、初めて中継担当をした際のお疲れ様会で食べて以来、仕事で頑張ると先輩たちがご馳走してくれる「ご褒美の味」的存在になっているのだそう。

亀山料理長に『五目あんかけやきそば』のポイントを聞きました。

まずは麺。
温かい麺の場合はゆでるのみで提供する生麺を、『五目あんかけやきそば』で使用する場合には、まず15分蒸し、ゆで、冷まし、油をまぶして一度寝かせ、それからようやく調理します。
こうすることで麺によい食感が出るのだとか。
また調理する際には、少しずつ油を垂らしながら両面をカリッと焼きあげたら、油をしっかり切るのがポイント。
慶楽の焼きそばがさっぱり食べられると評判なのは、このひと手間があるからこそ、なのです。
ここまでですでに感動しました私。

そして、あんです。
ショウガ、ニンニク、ネギを炒め、野菜を投入。油通しした豚肉とエビを加えます。
その後、醤油、酒、鶏ひき肉でとる慶楽の命ともいえるスープなどで味付けし、味見を繰り返して、味が決まったら水溶き片栗粉でとろみをつけ、しっかり混ぜ合わせます。
仕上げに自家製のネギ油、ゴマ油、鶏油で風味付けをし、完成。
野菜の食感を残すため、この複雑な工程をとにかく手早く行ないます。

とこうして完成する『五目あんかけやきそば』。
おいしくないわけがありません！
（…長くなりましてすみません。）

「上にのったエビから食べます。プリップリで、食べるとハハハッて声が出てしまいます」と大角さん。

「おいしすぎて…」と、その後一気に完食（笑）。

「半分くらい食べたら酢や辛子で味変するのもおすすめ」という亀山鉄兵料理長のアドバイスは次回の参考に（笑）。

ホテルのレストランですが、焼きそば一品を食べに、だけでも気軽に足を運べますよ。
ぜひどうぞ！