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六日町銘菓『お六饅頭』――素材へのこだわりが、愛される味わいを生み出す|南魚沼市

  • 情報掲載日:2021.10.14
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
『お六饅頭』(1個96円)
『お六饅頭』(1個96円)

六日町名物としておなじみの『お六饅頭』。

もっちりとした独特の食感と黒糖の風味、あっさりとした皮むきあん――素朴ながらその味わいの虜になる人が後を絶ちません。

実はその誕生は20年ほど前。
意外にも新しいお菓子なのです。

おかしとおやき ことう。昨年9月にリニューアルオープンしました
おかしとおやき ことう。昨年9月にリニューアルオープンしました

さらに驚くのが、その製造元であることうも、創業25年ほどと若いお店だということです。

ことうを運営する古藤商店の代表取締役・古藤敏雄さん。現在も自ら厨房に立ちお菓子作りも行なっています
ことうを運営する古藤商店の代表取締役・古藤敏雄さん。現在も自ら厨房に立ちお菓子作りも行なっています

「もともとは土産物の卸・販売を行なっていました。しかし自分たちの商品を作って、地元のお客様に愛される店にならなければこれからは勝負できないと、菓子製造に着手したのです」と古藤社長。

笹団子から始まり、それからも新商品を開発しては、お客の反応を見ながら味や製法を改良したり、製造をとりやめたりを繰り返してきたのだそうです。

もちもちの皮がおいしい。ほどよい塩気もいいんです
もちもちの皮がおいしい。ほどよい塩気もいいんです

『お六饅頭』は当時は珍しかった「ソフト黒糖」というジャンルのお菓子。
製法も難しく、提供までに3年を要したそうです。

その要は沖縄・多良間産の特級黒糖。
クセのない、まろやかな黒糖本来の味わいを楽しめますが、安定した仕入れが難しく、非常に希少で高価。
しかしこれでなければ『お六饅頭』の味にならないと、入手できない時には提供を休んだこともあるそうです。

店頭にズラリと並ぶ『お六饅頭』。ひとりで何箱も購入する人多数。並べても並べても次々売れていきます
店頭にズラリと並ぶ『お六饅頭』。ひとりで何箱も購入する人多数。並べても並べても次々売れていきます

この黒糖の塊を砕くところから製品になるまで2〜3日。
材料のみならず、手間も時間もかけて作られているのです。

明るく広々とした店内
明るく広々とした店内
クッキー『越後三山』は日持ちするため手土産として重宝されています
クッキー『越後三山』は日持ちするため手土産として重宝されています
洋菓子コーナー。注文の都度クリームを詰めてくれるクッキーシューや、食パンでなくスポンジ生地を使ったフルーツサンドが人気です
洋菓子コーナー。注文の都度クリームを詰めてくれるクッキーシューや、食パンでなくスポンジ生地を使ったフルーツサンドが人気です
イートインコーナーも併設。焼き立ての団子などを楽しめます
イートインコーナーも併設。焼き立ての団子などを楽しめます

昨年店舗をリニューアルし、多種多様なお菓子を揃えていますが、やはり『お六饅頭』の人気は絶大です。

DATA

おかしとおやき ことう
住所
南魚沼市西泉田65-1
電話番号
025-773-2678
営業時間
9:00~18:00
休み
無休
席数
8席(+テラス6席)
駐車場
20台
リンク
おかしとおやき ことう
備考

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