創業25年のヒロクランツは、オーストリアを中心に、ドイツやスイスの伝統菓子のお店です。

ウィーンで修業経験を積んだ店主の笹川さんが作る『ザッハートルテ』（486円）は、創業当時からの名物。

イートイン限定で生クリームがつきます。

スイスの名門リンツのチョコレートをたっぷり使ったスポンジ生地を、砂糖と水、チョコレートを溶かして煮詰めた「グラズール」でコーティングしています。

生地との一体感を生むグラズールの絶妙な厚みは、まさに職人技！

日本人の口に合うように甘さは控えめにアレンジしていますが、しっかりと濃厚さを感じる味わいです。

なんと、ザッハートルテはウィーンで200年ほどの歴史があり、日持ちするお菓子として親しまれたんだそう。

ヒロクランツでは、現地のレシピを重んじており、その当時と同じように常温で販売しています。

伝統菓子のほか、季節のフルーツを使ったケーキも販売しています。

円形を等分したものと細長いカットが象徴的で、都市の名前がついているのも伝統菓子の特徴なんだとか。

オーストリアやドイツでは、昔の伝統を重んじる風習があり、今でも昔と同じように季節や宗教などの行事ごとに伝統菓子が親しまれているんだそう。

現地の生活の根づいて生まれてきた伝統菓子の数々を、ぜひ味わってみてはいかが？