新潟市女池にあるこちらの茶房を営むのは、台湾の有名茶芸館で修業した店主・相田さん。
もともと旅行関係のお仕事をされていたそうですが、「新潟にはない、海外の料理のお店が出したい」と思ったのがお店をはじめるきっかけだそう。
こちらでは、約50種類の中国茶と本場スタイルの飲茶文化を楽しめます。
そもそも「飲茶」とは、茶を飲みながら点心を食べる中国の習慣のこと。
こちらのお店では『飲茶点心セット』(点心3個セット880円~、5個1,100円~)があり、中国茶4種類と点心15種類からそれぞれ好きなものを選ぶことができます。
一番人気は、食べると薄皮で包まれた中からコクのあるスープが口の中で広がる『小籠包』(上写真・右蒸籠の左のもの)。
『エビ蒸し餃子』(上写真・右蒸籠の右手前のもの)も、もっちりした皮の食感、大ぶりなエビ、胡麻油、塩、胡椒のバランスが絶妙と人気です。
国産のホウレン草を使用した透き通った澄麺皮でホタテを包んだ『翡翠ホタテ餃子』(上写真・右蒸籠の右上の緑色のもの)も、彩鮮やかで目を惹きます。
ほかの目を惹く点心としては『カスタード桃まん』と『パンダまん』!
このかわいらしい見た目は、女性や子どもにも大好評だそう。
ここで、教えていただいた「功夫式」のおいしいお茶の淹れ方をちょこっと紹介します!
①茶壷にお湯をそそぎ、容器を温めます。
②茶壷のお湯を茶海へ注ぎ、茶海を温めます。
③茶会のお湯を聞香杯に注ぎ、温まったら口杯に注いだらお湯は捨てます。
④茶葉を茶壷にいれ、蓋をして揺らします。(蓋を取って、香りを愉しみます)
⑤茶壷にお湯を注ぎ、蓋をした後も上からお湯をかけます。
⑥茶壷から茶海へお茶を注ぎ、そこから聞香杯へ注ぎます。そして、口杯へ注ぎます。
⑦まずは聞香杯に残った香りを嗅いで、口杯のお茶をいただきます。
う~ん、とても奥が深い…!
店頭では、かわいらしい絵柄から古風なものまで種類豊富に茶器セットも販売しています。
お家でもお茶文化を楽しむことができますよ!
でも、まずはお店でお茶文化に触れることからスタートしてみては?
DATA
台湾茶房 茶趣茶樂(たいわんさぼう ちゃしゅちゃらく)
- 住所
- 新潟市中央区女池上山4-22-11
- 電話番号
- 025-211-2229
- 営業時間
- 11:30~20:00(火は~17:00)
- 休み
- 水、第2火休
- 席数
- 20席
- 駐車場
- 8台