bp_magazinebp_magazine 忘年会 bp_magazine
  1. Home
  2. グルメ
  3. 酪農家が作るフレッシュチーズ。できるまでを取材してきました|新潟市江…

酪農家が作るフレッシュチーズ。できるまでを取材してきました|新潟市江南区

  • 情報掲載日:2021.01.01
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

おいしい牛乳で作られるチーズはおいしいに決まってる!

ということで今回は、新潟市でチーズ製造を行なう酪農家・坂井武史さんと美幸さんに日々のやりがいやチーズを製造することに至った経緯、チーズができるまでなどなど、たくさんお話を聞いてきました!

 

坂井武史さん(左)・美幸さん(右)。おふたりとも本当に牛が大好きで、「辛いとか大変とか思ったことはなくて、毎日が楽しいです」と武史さん
坂井武史さん(左)・美幸さん(右)。おふたりとも本当に牛が大好きで、「辛いとか大変とか思ったことはなくて、毎日が楽しいです」と武史さん

新潟市江南区横越で、昭和26年から酪農業を営む坂井牧場。現在は3代目の武史さんが跡を継ぎ、6年前からは奥様の美幸さんとともに『ロイアルヒルホルスタインズ』として乳製品の製造販売をスタート。

「うちの牛乳はタンクローリーで全量出荷しているので、消費者との接点がなくて。このおいしさを直接届けられないかと考えていました」と美幸さん。
そんな時、あるレストランのスタッフに「チーズを作ってみたら?」と提案され、挑戦し始めたといいます。

 

チーズ作りは美幸さんの担当で、
「初めは興味本位で家の台所で作ってみたら意外とうまく作れちゃって(笑)。
それを機にチーズにのめり込んでいきました。
もしあの時うまく作れていなかったら、今チーズを作っていないでしょうね」。

搾って1時間以内のフレッシュな牛乳を使用した酪農家ならではのチーズは、さけるチーズやハードモッツァレラなど全5種。
県内外問わず多くのファンをつかんでいます。

 

イイ顔してんなぁ~!
イイ顔してんなぁ~!

「おいしいチーズを届けるためには、おいしい牛乳が不可欠です。
牛たちにおいしい牛乳を出してもらうために、気持ちよく健康に過ごせる環境作りを心がけています。
常に頭の片隅では牛のことを考えていて、我が子のようにかわいいです」
と武史さん。

 

チーズができるまで

チーズって、牛乳から作られることは分かるけど…?
モッツァレラチーズ作りを例に、LOYALHILL HOLSTEINS さんに教えてもらいました!

1.冷却・殺菌

朝に搾ったフレッシュな生乳をすぐに牛舎横にある工房へと運び、63度で30分間低温で殺菌し、その後34度まで冷却する

 

2.生乳を水分と分離

乳酸菌を添加し、1時間寝かせて菌を活性化。添加後30分で生乳が固まり、チーズの原料ができる。
それを保温しながらサイコロ状に切ったものをゆっくりかき回し、水分と分離させる

 

3.発酵

水分をくみ取り、残ったチーズの原料を1時間30分~ 2時間30分発酵させる。
この時に残るチーズの原料の量は、使った生乳の約1割ほどになる

 

4.成形・包装

発酵後、85度の熱いお湯に入れて練り、それぞれのチーズの形に成形していく。
その後、成形したチーズは冷水で冷却し、すぐに真空包装する。

 

5.完成

チーズの製造を担当する美幸さんがチーズの輸送も担当。
できたてほやほやのチーズは、毎週金曜に販売しているお店すべてに運び届けられる

牛舎横の工房でチーズを作っています
牛舎横の工房でチーズを作っています

Information

LOYALHILL HOLSTEINS(ロイアルヒルホルスタインズ)
住所
新潟市江南区横越東町2-24-2
※直売所なし
電話番号
tel.090-4746-6670
リンク
LOYALHILL HOLSTEINSオンラインショップ
備考
購入方法
LOYALHILL HOLSTEINSオンラインショップ、えんでばよこごし、ナチュレ片山ピアBandai店、JA新潟みらいファーマーズ・マーケットいっぺこ~となどにて

同じエリアのスポット