昭和のたたずまいを今に残す、新潟市下本町のフレッシュ本町商店街。
その一角にある真保餅屋(しんぼもちや)は、3代にわたり続く老舗の餅屋さんです。
新潟県産もち米「こがねもち」を使い、昔ながらの製法で作る餅をはじめ、笹団子や大福、赤飯、醤油おこわなどを販売し根強いファンをつかんでいますが、この夏、新たな展開としてかき氷の提供を始め、話題を集めました。
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そんな老舗がまたも新たな試みをスタート!
それが「鯛焼き」です。
餅菓子屋さん、つまり和菓子のお店なんだから、鯛焼きの提供をしていても不思議はないのでは? と思われるかもしれません。
…が、そこは大正末期創業の老舗。
これまで頑固一徹に餅と餅菓子を作り続けてきたわけです。
この長い歴史の中で初めての試み。
店主・真保さんも気合が入っています!
型を熱して生地を流し、とろ火で焼いていきます。
そこにあんこをたっぷりとのせます。
自家製の粒あんのほか、枝豆あん、栗あんなど、中身はその時々で変わります(価格も中身により変動)。
さらに生地をかけ、型を閉じてじっくりと焼き上げて完成。
ひとつ作るのに15分ほどかかるそうです!
しっかりと焼いているため、外はパリパリと香ばしく、中はふわふわ。
皮もあんこも甘さ控えめで、1個ぺろりと食べられます。
そしてこんな変わり種も!
『クロワッサン鯛焼き』です!
一方は通常の生地、もう一方がクロワッサンの生地で作られています。
焼いていると、バターの甘い香りがあたりに漂います。
口に入れるとサクッとした生地の食感とともに、バターの香りがふわり。
中に入ったあんことの相性も抜群でした!
平日は15:30頃から、土・日曜は10:00頃から焼きたてを提供。
売り切れごめんの数量限定。
各種SNSからの事前予約も可能です。
中身はその時々で変わり、1種類または2種類が並びます。
それ以外の時間には冷凍鯛焼きを販売。
普通に焼いた鯛焼きを冷凍したもの、だそうですが、ちょっと解凍したくらいでもおいしく食べることができ、こちらのファンも多いとか。
もちろん温めてもOK。
皮のカリカリ感がしっかりいきています。
やる気満々の店主・真保さん、鯛焼きに加え、さらにぜんざいの提供もスタート。
おいしい餅とおいしいあんこでできた、まさに「真保餅屋」を堪能できる一品です。
中身を餅または白玉から選べ、あんこも温冷いずれかから選べます。
冷あんこ×餅の『ぜんざい』をいただいたのですが、ゆでた餅を加えるためほんのりと温かく、とても食べやすい温度になっていました。
そしてなにより餅がおいしい!
大きくて食べ応え満点でした。
『ぜんざい』は毎日いつでも注文可能です。
そして今後は温かいおしるこやお雑煮(!)、さらにはオリジナルの『もちドッグ』(どんなものかはできてからのお楽しみ!)などもメニューに加えていくとか。
真保さんの夢は膨らみます!
ちょっと小腹が空いたなぁと思ったら、ぜひフレッシュ本町の真保餅屋を目指してみて!
定休日の変更や鯛焼きの中身などは各種SNSで発信していますので、ぜひこまめにチェックしてくださいね。
Information
真保餅屋(しんぼもちや)
- 住所
- 新潟市中央区本町通12-2754-1
- 電話番号
- 025-222-9638
- 営業時間
- 7:00~18:30(水曜は~12:00)
- 休み
- 無休(臨時休業あり)
- 駐車場
- P1台
- リンク
- 真保餅屋Facebook
真保餅屋twitter
真保餅屋Instagram - 備考