コーヒー基礎講座その2では、コーヒー豆の焙煎についてご紹介しました。
続いては、コーヒーの淹れ方についてご紹介していきます!
今回も鈴木コーヒーで焙煎士として活躍する白井渉さんに教えていただきました。
(コーヒーの基礎講座その1・2と白井さんのプロフィールは下記のリンクからチェック!)
コーヒーにはどんないれ方があるの?
ペーパードリップやフレンチプレス…。
いろいろ耳にはするけれど、どう違うんだろう?
代表的ないれ方と、それによる味の違いなどをご紹介。
いれ方次第で、風味がこんなに変わるんです!
まずはもっとも一般的な「ハンドドリップ」。
ペーパーフィルターを通していれることで、豆の味が素直に表現され、酸味が
引き立ちます。
クリアな口当たりで、温度による味わいの変化が一番楽しめるんですよ。
「サイフォン」は濾過器に布が使われているので、油分が比較的多く抽出され、ハンドドリップよりも味わいがまろやかに。
スッキリとした味わいが楽しめます。
お湯に浸す時間で味が変わる「クレバードリッパー」は、浸す時間が短いほどクリアに、長いほど味わいが強くなるんです。
誰でも簡単に、安定したハンドドリップの味わいを楽しめます!
なるほど、お湯に浸す時間によっても味が変わるのか…。
いれ方により、香りの違いも楽しめる。「フレンチプレス」と「エアロプレス」は、コーヒー特有のアロマオイルの香りを引き出すことができます。
フレンチプレスは、金属フィルターを用いることで豆の個性をダイレクトに、ガツンと!
エアロプレスは、変幻自在。レシピ次第でどんな味わいも表現できちゃうんですねぇ。
どちらも「プレス」することに変わりはありませんが、それぞれに違いが出るものなんですね。
そして数あるいれ方のなかで、もっとも異彩を放つのが「エスプレッソ」。
専用マシンで約30cc抽出。コーヒーのうまみを凝縮した「魅惑の飲み物」とも言われています。
圧力をかけることで豆のオイルとお湯を乳化させた唯一無二の飲み物なんです!
いかがだったでしょうか。
この他にも、まだまだたくさんのいれ方があります。
それはそれでまた違った味わいが楽しめるはず。
いやぁ、奥が深いですね。
豆それぞれの個性を最大限に引き出すためにさまざまないれ方を試してみて下さい!