新潟市下町にある旧小澤家住宅にて、『和製ギヤマン 切子(きりこ)ガラスの世界展』が開催されています。
「切子」とはカットガラスのこと。
「和製ギヤマン」は、ヨーロッパ製カットガラスの影響を受け、日本で作られた切子ガラスのことです。
日本では、江戸後期から独自の技法で生産が始まりました。
江戸期の切子は、現在のグラインダーなどの回転切削工具がない時代、金剛砂という研磨剤と手切りヤスリで気の遠くなるような作業を繰り返して仕上げた「手彫り切子」という日本独特のカットガラスです。
当時の材質は金属鉛を入れた鉛ガラスで、明治初期までの国産切子ガラスは独特のきらめきがあります。
明治以降は外国からの技術革新により現在のソーダガラスに変身して発展していきました。
本展では、江戸時代の粋(鉛ガラスの時代)、明治大正のハイカラ時代(ソーダガラス、ガラス産業を牽引した石油ランプや食器)、昭和戦前(昭和モダンガラスの時代ーコップや鉢、時計、照明器具など)、時代とともに移り変わる和製ギヤマンの世界を見ることができます。
また、江戸ガラス問屋の木版、引札(カタログ)や県内の戦前のガラス工場の様子などの資料も展示。
夏に向けて、日本のガラスのおしゃれで清涼なデザインセンスの歴史をご覧ください。
DATA
和製ギヤマン 切子ガラスの世界展
- 開催期間
- 〜7月5日(日)9:30〜17:00
- 会場名
- 新潟市文化財 旧小沢家住宅
- 会場住所
- 新潟市中央区上大川前通12-2733
- 料金
- 入場料:高校生以上260円、小中学生130円(土・日曜は小中学生無料)
- 問い合わせ先
- 新潟市文化財 旧小沢家住宅
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-222-0300
- 備考