心地よい秋空の下、森のなかで映画を観ませんか？
10月2日（土）に長岡市おぐに森林公園を会場に行われるデイキャンプ＆映画鑑賞イベント『森の映画祭』。
昨年春に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大のため、やむなく中止に。
ですが、この秋ついに開催されることになりました！
このイベントを手掛けるのは、新潟在住の女性8名によるキャンプユニット、GOOD MELLOW CAMP（グッドメローキャンプ）。

初めてとなるイベント『森の映画祭』について代表のPEKOさんがお話してくれました。

「イベントアイデアの発端は以前何度か行ったことのある『逗子海岸映画祭』でした。これを新潟県に置き換えたら森の中でやれそうだし、新潟の美しい自然の中に大きなスクリーンを用意して、みんなで映画を観られたら気持ちいいだろうと思ったんです」。
ながおか・若者・しごと機構の協力もあり、2019年から準備を始め2020年5月の開催を目指しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大のため延期することに。

「イベントは開催できませんでしたけど、何もしないのはGOOD MELLOW CAMPらしくない。ならばキャンプ好きの自分たちにできることとして、昨年は長岡エリアの外遊びの楽しさを伝える動画を制作したんです」。

このほかに3本、長岡市の自然の豊かさやアウトドアライフの楽しみ方を伝える動画を制作・発信。昨年はキャンプという目線で新潟県、そして長岡市の魅力を多くの人に伝えることに注力しました。

そして、この秋ようやく『森の映画祭』が開催されることになりました！　

参加できるのは新潟県内在住者のみ。徹底した感染症対策を施して、1日だけのすてきな映画＆キャンプイベントを行います。

スタートはお昼12時から。キッチンカーやクラフトビールなどの飲食ブースをはじめ、新鮮な野菜やハンドメイド雑貨、キャンプ用品などを販売するマルシェが並びます。さらにはテントサウナや、巨大なテントを使った森の図書館も登場。16時からはキャンプグッズなどが当たる大抽選会が行われます。澄み切った秋の空気のなか、森のなかで思い思いの時間を過ごすことができます。

メインイベントの映画上映は日が沈んだ頃。上映されるのは『ムーンライズ・キングダム』というアメリカ映画です。

「12歳の男の子と女の子がキャンプをしながら冒険をする物語です。ウェス・アンダーソン監督が描き出す世界観がとっても素敵で、私自身大好きな映画なのです。お子さんも興味をもって観てもらえるだろうし、キャンプ好きの大人も絶対楽しいはず。ぜひ、家族連れで遊びに来てほしいです」とPEKOさんは言います。

上映後には焚き火を囲みながらのライブやキャンプ泊をするお客さん同士のキャンプ交流会も予定されています。
『森の映画祭』の楽しみ方は2つ。デイイベントとして遊びに行って、おいしいものを食べたりして好きな時間に帰るもよし。
テントを持参してキャンプ泊をするもよしです。（※9/13（月）から森の映画祭公式インスタグラムにてキャンプサイト追加予約を受付予定）

「キャンプ泊はすでに50組以上の予約が入っていて本当にびっくりしたし、主催者としてとてもうれしいです。“楽しみにしています”などコメントをくださる方もいて、それを読むと励みになりますし“絶対楽しいイベントにする！”とGOOD MELLOW CAMPのメンバーみんなで燃えています（笑）」。

広々とした森のなかは、新潟ならではの飲食ブースやワークショップブース、マルシェが立ち並び、きっと笑顔が溢れる空間になるはず。この日をきっかけにしてキャンプに興味がわいたり、新潟の自然の豊かさに気付くこともきっとあるはずです。

「今回の会場の長岡市おぐに森林公園のような森だけじゃなく、川、海、山、そして佐渡や粟島の離島と、あらゆるロケーションでキャンプができるのが新潟のいいところです。ある意味、めちゃくちゃ贅沢な場所ですよね。それをたくさんの人に気づいてもらいたいですし『森の映画祭』がそのきっかけになったら何よりうれしい。“新潟は何にもない”なんて、とんでもないですよ（笑）！
考え方ひとつ、遊び方ひとつで全部ある最高の県です。最近私が思うのは、キャンプは人と人をつなげる道具であり手段だということ。このイベントやGOOD MELLOW CAMPの活動を通して、いろんな人たちをつなげて、笑顔を生み出していけたらいいなと思っています。ぜひ、遊びに来てください」。