「今が一番、歌いたいように歌える。ここが私のスタートラインです」
新潟県新発田市在住、その深遠かつ独創的な歌世界で高い評価を受ける笹川美和が、4年ぶりのアルバム『新しい世界』をリリースしました。
注目すべきは、シンガーソングライターとして独自の歌を作るスタイルの彼女が、今作では安藤裕子、大橋トリオ、冨田恵一といった他アーティストによる書き下ろしやカバーがメインの作品集に向かったこと。その理由を彼女はこう語ります。
「この4年間で音楽への向き合い方が変わったところがあって。ライブでカバーもやるうちに、もっと歌がうまくなりたいとか、“表現する”ってことに興味が出てきて…そんな時期にスタッフから楽曲提供してもらう提案を受け、それもおもしろそうだなと。で、本当に素晴らしい方々が提供してくださったし、デモの段階で作者の個性が強く出ていたから、その良さを生かしながらも“私の歌”にして出す──(他者の曲でも)自分なりの歌にしなきゃ意味がないと思ってレコーディングしました」。
その結果、見事なまでに笹川美和節が展開する仕上がりに。彼女独自の世界観を再確認できるし、まさにデビュー15周年というメモリアルイヤーにふさわしい作品集になりました。
「今が一番やりたいことをやれているし、歌いたいように歌える実感もある。ここが私のスタートラインだと思います」。
自信に満ちた今の笹川美和の音楽をぜひ聴いてみてください。きっと心に響くものがあると思いますよ。
そして、彼女からコメントももらったので、ぜひチェック!