7月に配信リリースした『僕らはともだち(2021 ver.)』も好評のNegicco。
この曲はUX新潟テレビ21「Team ECO 2021」プロジェクトのテーマソングで、2006年発表のオリジナルヴァージョンをリアレンジし、歌詞も「2021ver.」にアップデートしてヴォーカルを再録したものです。
すでに新潟ではテレビCMなどを通して耳馴染みのある楽曲ですが、配信リリースされた7月20日がNegiccoの結成記念日だってことは、ファンの方ならよくご存じのはず。
そこで! Negicco名義では久々の新録曲となるこの『僕らはともだち(2021 ver.)』と、結成18周年を迎えた今、メンバーが感じていることを、Nao☆・Megu・Kaedeの3人にインタビューしてきました。
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(聞き手=編集部・笹川清彦)
この3人で続けてこれて良かったと、心から思う。
●2006年に発表した『僕らはともだち』を新録し、7月20日に配信でリリース。Negiccoとしては久々の新譜になりましたね?
Nao☆・UX(新潟テレビ21)さんのTeams Ecoプロジェクトのテーマソングなんですけど、今年20周年を迎えられるということで、アレンジやメロディ、歌詞とかも少し変えて、新たに歌い直したんですよ。
Megu・この曲、ファンの方でも「好き」って言ってくれる人が多くて。ライブでやるとみんなが手をつないだり、振りもあったりとか、全員でコミュニケーションがとれる曲なので、原曲の良さを残しつつ生まれ変わったこのバージョンもまた好きになってもらえたらいいですね。
Kaede・リリースした当時、このプロジェクトにかかわったことでNegiccoが新潟の皆さんに知られるようになった曲と言うか、結構いろんな場所でこの曲を歌っていた印象はあるんですけど。あと、歌詞も分かりやすいし、子どもたちにも伝わりやすい内容かな、って思います。
●その歌詞では、人との出会いや、これから新しいことが始まる感じとか、普遍性の高い内容を歌っています。さらに、「手をとり合い行こう 同じ歩幅で行こう きっと大きな力になって輝きだすよ」なんてフレーズは、その後のNegiccoの歩みにも見事に重なる気がしますが?
Kaede・ああ…そう考えたことはなかったですけど、確かに、そう言われるとそう思いますね。
Megu・うん、それはあるかもしれないです。さすがconnieさん!(※connie=この曲の作者)
Nao☆・本当に、プラス思考のconnieさんらしさもよく出ている曲ですよね。
●そんな楽曲を15年ぶりに歌い直して、どんな思いが沸き上がってきたものですか?
Nao☆・15年前は…若かったです。というか、幼かったです(笑)。
Kaede・やっぱり、あのころの気持ちが蘇ってくる感じはあって。当時は自分たちもまだ子どもだったけど、今はお姉さんとして歌うみたいな(笑)、そういう感覚もありましたね。
Megu・あと、今回は、久々に「ザ・connieさん!!」って曲を歌ったな、と。最近のNegiccoは大人っぽい楽曲が多かったので、こういう明るくポップな曲を歌えて楽しかったですよ。
●で、この曲のリリース日は、ちょうどNegicco結成から18年の記念日でもあります。この「結成18周年」という節目を、メンバー自身はどう捉えていますか?
Megu・私は、「まだ遠いな」と思っていた20周年が近づいたような気もして…。人間としても、18歳って、まだ未成年とはいえ大人に近づいたような年ですから。また、それくらい、Nao☆ちゃんとかえぽ(Kaede)とずっと行動を共にしてきたんだな、って思うと、何か…長かったようで、アッという間な感じもして。ちょっと不思議な感覚はありますね。
Kaede・でも、18年って、やっぱり長いですよね。…長いと言うか、振り返れば随分、遠くまで来たなと。最初は、3人とも学生とNegiccoの両立で始まって――それが今も、ちゃんと仕事として続けられて、しかもNegiccoだけでなくソロもできるようになったりとか、あのときとは形もすごく変わってきて…。
Мegu・そうだね、そう思うと、長い道のりではあるよね。実際、すごいたくさん、いろんなことがあったから――。
Nao☆・楽しいことも、ツラいことも含め。でも、そういういろんな時期を乗り越えてきたから、今が一番、3人の関係が良い状態だとも思っていて。互いの大切さに気付いているし、「この3人で続けてこれて良かった!」と心から思うし。それと、何よりファンの方が、Negiccoがどんな形であれ応援してくれたからこそ、今も続けられているので――。節目節目で、続けるのかどうかは自分たちで決めてきたけれども、やっぱり気持ち的にすごく厳しい時期もあって。でもそこで、ファンの方からの温かい応援があったから、こうして続けてこれたと思ってますから――そこは本当に、感謝してもしきれないくらいですよね。
●思うに、Negiccoが結成以来ずっと、地元新潟を拠点に活動するスタンスを変えなかったことも大きかったんだろうなと。
Nao☆・そうですね。ありがたいことに、今はNegiccoに優しい声をかけてくれる方が本当に多くて。この間も、(古町にある)私たちの事務所兼ショップに、あるおばあさんが入ってこられて、「…ここ、何のお店?」と聞かれたんです。で、「Negiccoのショップです」と答えたら、「あっ、Negiccoちゃんね!」って、急に表情が優しくなってくれたっていう。そんな風に、新潟に住む皆さんが温かい気持ちでNegiccoを応援してくれているのをいろんな場面で感じるんですよ。ここへ来るまですごく時間はかかったけれども、やっぱり「みんな(メンバー)が純粋に、正しい道を歩んできたからこそ、こうして応援してもらえるのかな」と思うし。そういう存在で――Negiccoがずっと“地元のグループ”としてみんなに愛してもらえるように、これからも在り続けたいなっていう。
●分かりました。では最後に、今後の活動に向けての思いを聞かせてください。
Мegu・今は緩やかなペースで活動させてもらってますけど、みんな結婚もしたし、これからさらに環境も変わるかもしれない。「それぞれのペースに合わせながら活動していこうね」って話を3人ではしていて。かといって、応援してくださるファンの方ががっかりする活動はしたくないので、今後も楽しみながらNegiccoにできることをやっていきたいです。
Kaede・今は3人揃って動くことが少ないんですが、「Negiccoとして、3人でやるのが楽しいな」と、ずっと感じてはいるので――。あと、本当に良い曲をたくさんいただいているので、これからもその曲を大事にやっていきたいと思うし。新潟に根差して、(メンバーが全員結婚したことも含め)今もこうして活動を続けていられる――この前例がないことをやり続けてこれたのは本当にありがたい話で。そして今、RYUtistさんとか(Negiccoを追いかける存在も)も出てきて…そういう人たちの希望にもなれていけたらいいですよね。
Nao☆・だから、ここまで来たら――ふたりともずっと一緒にいたいし、ファンの人たちともそうだし――Negiccoの活動を、ギネスブックに載るくらい(笑)どこまでも!! そう、「Negiccoでどこまで行けるか」っていうのが、今の自分の新しい目標ですね。
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