長岡市出身のシンガーソングライター「琴音」が、1stフルアルバム『キョウソウカ』を6月24日にリリースしました。
全12曲収録で、これまでの活動の集大成であり、新たなジャンルへの挑戦姿勢も織り込んだ充実作に仕上がっています。
彼女自身は「今年の1月に“多彩”という目標を掲げたんですけど――上京して環境も新しくなったし、おもしろそうなことは何でもやっていきたい! と思っていて。その一環で、アコースティックな曲やバンドサウンドはもちろん、ラップ曲や、ラブソングを英語詞で歌ったりとか、自分なりに幅を広げることができたアルバムになりました」と、この1stフルアルバムを振り返ります。
個性あふれる全12曲の中でも、個人的には、『今』や表題曲『キョウソウカ』といった詞曲とも彼女単独で書き上げた楽曲――決して洗練されてはいないが、それゆえに聴き手の心にグッと刺さってくる言葉たち――が特に印象的でした。
そう本人に伝えると、「ありがとうございます」と笑顔。続けて、「本性が露見することって、何となく汚いように見えますけど、一方から考えるとすごく純粋なことでもあると思うので…そういう歌詞があるのもいいのかなって。スタッフの方からも、(これらの曲には)大衆性はあまりないかもしれないけどパーソナルな部分で届くものがあると思う、って言ってもらえましたし」と、創作姿勢の根本にかかわるエピソードを話してくれました。
今後についても「“興味と挑戦”という部分を意識しながら、自分が本当に発信したいことを発信したい。その中で、いい歌を歌うことと、いい曲を作ること――その両方を追求していきたいです」と貪欲に語る琴音。
まだ18歳、シンガーとしてソングライターとして大きな可能性が広がる、まさに注目のアーティストです。
しかも長岡市出身ですから、新潟県民の皆さんはぜひとも応援をよろしく!
最後に、インタビュー後にもらった琴音本人からの動画メッセージをご覧ください。