アルビレックス新潟とアルビレックス新潟レディースから、ふたりのアルビ戦士がクロストーク形式でお互いのプレーやスタイルを深く掘り下げる『ORANGE CROSS』。

第13回は、アルビレックス新潟の舞行龍ジェームズ選手とアルビレックス新潟レディースの有吉佐織選手が登場！

ベテランと言われる経験豊富なふたりが、チームやプレーについて語りました。

さらに!!
おふたりのサイン入りグッズを1名様にプレゼント！
詳細は、月刊にいがた4月号をチェックしてくださいね！

【ORANGE CROSS 蔵出し動画】Vol.13 舞行龍ジェームズ選手＆有吉佐織選手

ーー新スタイル・新チームになって変わったこと、感じたことは？

舞行龍　前に行く意識は昨年よりも強くなっていると思います。監督は（相手の守備の）裏をつくボールで、前の選手を積極的に使ってほしいと言ってくれているので、後ろ（ディフェンス）の選手からしたらパスを出しやすいし、チャレンジしやすいですね。昨年は足元へのパスばかりが多かったのですが、今シーズンはもう少しロングボールが増えていて、どっちもあるというのが大きな違いですね。

――レディースの橋川監督の要求も似たようなことですよね。

有吉　そうですね。アクションを起こすという点は大事にしています。それに、私たちも前線の枚数を増やしていこうと監督に言われているので、そこは意識しています。二次攻撃もできるし、結果的にリスク管理にもつながるので。

舞行龍　今年はまだ連携が取れていない部分やシンプルなミスが多いので、そこが改善されればもっといい試合ができると思います。

――舞行龍選手はチームのなかで声を出すタイプですか？

舞行龍　どちらかといえばそうですね。はっきりと声を出す選手が少ないですからね。強いチームは自分の意見や要求を言える人が多いです。今はアルビでも増えているけど、特に若い選手から意見が出ることはまだ少ないかな。お互いをよくしていくための話はもっとあってもいいと思いますね。

有吉　私は逆にアルビに入った時、選手同士が年齢関係なく要求し合っているなと思いました。これまではその部分で物足りなさを感じていた時もあったんですけど、アルビレディースの選手は貪欲というか、ひとつのことでもこだわっているなとすごく感じましたね。

ーー経験豊富なベテランのふたり。若い頃と比べて変わったことは？

舞行龍　年齢が上になってきて若い時の自分と今の自分の違いって感じますか？

有吉　シンプルに体力的な部分ではなくて（笑）？

舞行龍　なんて言うんだろう（笑）。例えば僕は、若い時はどのボールも全部取れるって思っていたんですよ。でも今は相手の動きやボールの持ち方を見て、自分の動きを変えられるようになったので無駄がなくなったんですよね。

有吉　それはすごく感じますね。でもその分、自分から動いて呼び込むことが少なくなったので、いいのか悪いのかと感じることはあります。アクティブに動く後輩たちから刺激をもらうこともありますね。

ーー今後の試合で見てほしいポイントは？

有吉　守備も攻撃も全員がひとつになって戦っている姿をぜひ見に来てほしいです！

舞行龍　今年はたくさん髪型を変えていこうと思っているので、そこも見てほしい（笑）。チームとしては、昨年のスタイルを保ちながら新たな攻撃的なサッカーでみんなを楽しませたいと思っています。応援よろしくお願いします！

月刊にいがたは、
アルビレックス新潟とアルビレックス新潟レディースのメディアパートナーです。