今回より、新潟市8区の魅力を区ごとに探る新連載『ひなたの新潟市深体験』がスタート!
結成から25年、現在も精力的な活動を展開中のひなたは、長岡在住のアコースティックデュオ。
今年10月11日(土)に初の新潟県民会館大ホール公演の開催も決まり、「もっと新潟市のことを深く知りたい!」というひなたのふたりと編集部の意思が合致してこの連載が始まりました。
全8回予定で、新潟市8区それぞれに彼らが取材を行なって紹介していきます!
記念すべき第1回の取材テーマは、新潟市西蒲区にある岩室温泉の黒湯。
長岡市から車で約1時間弱、到着した岩室温泉は、田園と山々に囲まれたのどかな場所でした。
「いい感じの通りだねぇ」と温泉街を歩きながら、つぶやくひなたのふたり。
ただ、「岩室温泉は知ってたけど、黒湯って…何?」と、正直な感想も。
さっそく地元の常連さんに聞いてみたら、湯の中の多くの硫黄成分が炭素等と結びつくことで「黒いお湯」が誕生――それを今、岩室温泉の特徴として発信中なんだって。
その黒湯を無料体験できる足湯がいわむろや(新潟市岩室観光施設「いわむろや」)にあるとも聞き、だったら行かねばと、そのまま行って入湯!
なるほど、これは気持ちいいー!!
足はもちろん、浸かっていると体の芯からあったまる感じ。
実際、入湯後もしばらくずっと全身がポカポカしていましたよ。
足湯で温まった後、いわむろやの館内に入ると、地元野菜や観光客向けのお土産が充実するなか、その一角に黒湯にちなんだ商品(黒湯シリーズ)の販売コーナーが。
黒一色のグッズや食べ物がズラリと並び、実に壮観!
ポロシャツやTシャツ、トートバッグなど、「かっこいいグッズがたくさんあるね!」とふたりも楽しそう。
食べ物やビールはもちろん買って帰れるけど、奥の食堂でそのまま飲食もできると聞き、ひなたは『くろすけ』という最中風のお菓子や『黒湯ドーナツ』、そしてオリジナルの黒ビールを堪能しました!
これがまた、どれもおいしんですよねぇ、本当に!
ちなみにこの黒湯シリーズ、岩室温泉の旅館の女将が開発したのだとか。
そう、岩室温泉は古くから新潟の奥座敷として知られ、芸妓(げいぎ)さんたちの舞を楽しむ宿泊客もいると知ったひなたのふたりに、この日は運よく、今も芸妓として活躍するゆりさんに話を聞く貴重な機会が到来。
そこで、実は岩室温泉は新潟県の芸妓発祥の地と聞いてびっくり。
ゆりさんから岩室温泉の魅力や芸妓のお仕事への熱い思いもいろいろお聞きし、江戸時代からの伝統が現在も続いていることに感動しました!
取材の最後には、岩室温泉観光協会の高橋さんとも話をさせていただきましたが、やはり地元への思いは強く、全国温泉総選挙のおもてなし部門で岩室温泉が第一位になったことをうれしそうに紹介。
今後はこのことをどんどんとアピールしていきたいとおっしゃっていました。
黒湯をはじめ魅力は豊富だし、確かに地域密着型のまちではあるんだけれども、実はまだまだ隠された魅力がこの街にはたくさんあるだろうな、と感じたふたり。
そう思わせてくれたのは、やっぱり「人の魅力」なのかなと。
それくらい、本当にみなさん、地元への思いが熱かったんですよね、
「次回訪れる際は岩室温泉に泊まって、昼はさらにゆっくりと街並みを散策、夜はゆりさんの踊りを見ながら一杯やりたいものですな!」と思った、ひなたのふたり。
初体験で、深体験。岩室温泉は、人も街もあったかい場所でしたよ!
取材でお世話になったのはココ!
新潟市岩室観光施設「いわむろや」
DATA
新潟市岩室観光施設「いわむろや」
- 住所
- 新潟市西蒲区岩室温泉96-1
- 電話番号
- 0256-82-1066
- 営業時間
- 9:00〜19:00(足湯〜18:30。売店〜17:00、12月1日〜2月28日は9:30〜16:30。食堂11:00〜14:00)
- 休み
- 第1・3水曜(祝日の場合は翌日)
- 駐車場
- 50台
- リンク
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新潟市岩室観光施設いわむろや
ひなた ONE PHRASE SONG
〜歌をワンフレーズ作ってみました!〜
この取材後に、ひなたが思いを込めたワンフレーズソングを制作!
ぜひ聴いてみてください!
ひなた INFO.
10月11日(土)、ひなた初の「新潟県民会館大ホールでのワンマンライブ」開催決定!


