弥生時代に関連する遺跡をめぐって全国各地の御朱印を集める企画『弥生の御朱印巡り』に、史跡古津八幡山 弥生の丘展示館が加わりました! 来館した人のうち希望する人にはオリジナルの御朱印を押印します。
古津八幡山遺跡ってどんな遺跡?
標高の高い場所にあり、敵の侵入を防ぐための「濠(ごう)」と呼ばれる堀に囲まれた、弥生時代の大規模な集落の遺跡です。また、古墳時代には新潟県内最大の古津八幡山古墳が造られました。
これまでに、竪穴住居や墓、土器、鉄剣、石鏃(せきぞく)などが見つかっているほか、会津盆地(福島県)に関係する土器も多く出土しており、日本海側と会津を結ぶ交通の要衝だったと考えられています。平成17年に国の史跡に指定されて復元整備などを行ない、現在、同遺跡は史跡公園として全面公開され、園内を散策することができます。
古津八幡山遺跡の見どころは?
■円墳
直径60メートルの巨大な古墳です。復元整備された1600年前の姿を見ることができます。
■眺望
蒲原平野の王墓にふさわしく、頂上部から平野を一望することができます。角田山やビッグスワン、朱鷺メッセなどのほか、条件次第で佐渡も見えます。
■タイムスリップした感覚
濠や竪穴住居などが復元されており、弥生時代にタイムスリップした感覚を味わえます。
DATA
史跡古津八幡山 弥生の丘展示館
- 住所
- 新潟市秋葉区蒲ケ沢264
- 電話番号
- 0250-21-4133
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 休み
- 月曜、祝日の翌日
- 料金
- 入館無料(体験料が別途必要な場合あり)
- 駐車場
- 170台
- 問い合わせ先
- 新潟市文化財センター
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-378-0480
- リンク
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史跡古津八幡山
市報にいがた 令和6年11月3日発行 2826号