月刊にいがたで過去連載していた人たちが選ぶ「わたしが思う新潟といえばこれ」。
過去の連載誌面を振り返りつつ、作家・町田康さんが選んだ「新潟といえばこれ」をご紹介します。
町田康さん
こんな連載してました!
町田康さんが1995年12月号~1996年2月号で連載していた『どうにかなる日々』。
小説家としてデビューする直前から、ミュージシャンによる短期集中リレー・エッセイ『Musician’s an essay』内で3 ヵ月にわたり連載。
綴られているのは何気ない日常ですが、町田 康さんらしいひと癖ある文体と独特なリズムで読者を魅了していました。
連載当時を振り返って
「同時期に発売したアルバムの宣伝の為に参った事、今も忘れない、ライブもやった。」
町田康さんが思う「新潟といえばこれ」
坂口安吾は新潟が生んだ偉大な作家です
坂口安吾は新潟市出身で、昭和時代の日本を代表する小説家。
代表作は1946年に発表された『堕落論』。戦後世相を反映した小説やエッセイ、探偵小説、歴史
研究など、多彩な執筆活動を行なう一方で、国税局と争ったり、競輪の不正告発事件を起こしたりと、世間の注目を浴びました。
町田さんは「新潟が生んだ偉大な作家であり、その作品に描かれた景色は、心に残る」とコメント。
小説はもちろん、新潟市に多数残るゆかりの地をめぐってみても楽しいかもしれません。
この情報は、月刊にいがた2024年11月号に掲載されたものです。