新潟県三条市出身の偉大なプロレスラー・ジャイアント馬場氏の素顔と生き方を、妻の馬場元子氏に徹底取材したインタビュー書籍『馬場さんの話、もっと聞かせてください』が、弊社ジョイフルタウンより発刊されました（7月25日新潟県内先行発売、８月中旬より全国発売開始）。
聞き手は弊社前社長の棚橋和博です。

今も馬場さんを慕うファンの方々へ捧げる〝魂の新刊〟！

レスラーとして、そして人間として、ジャイアント馬場さんを心から愛した弊社・棚橋和博が、2004年から2012年にかけて計６回、生涯のパートナーだった馬場元子さんに徹底インタビュー。
本書はそこでの発言のほぼすべてを活字化した文字通りの〝インタビュー書籍〟で、全320ページ・計10万字以上に及ぶ原稿のほとんどが本邦初公開となります。

実は、聞き手であり本書を書き上げた弊社・棚橋は、2021年12月に他界しています。
それが、ご縁なのか天からの声なのか、旅立ちから約２年経った昨冬、ご遺族が遺品の中から棚橋が書籍化に向けて準備していた本書の全原稿データを収めたUSBを発見！
その遺稿を、故人の思いを継いでぜひ形にしようと、関係各者の監修を受けながら、ジャイアント馬場氏 没25年＆馬場元子氏 七回忌という本年2024年に発刊する運びとなったわけです。

本書のおもな内容は以下の通り。各章の構成や見出しなども棚橋が生前に考えていたものです。

【第一章】十三回忌前I（2010年11月5日インタビュー）
「出会い」「野球選手時代」「ジン・キニスキー戦後の食事」「全日本プロレス旗揚げ」ほか

【第二章】七回忌前I（2004年5月4日インタビュー）
「故郷・新潟／三条」「伝説の母校凱旋興行」「馬場さんの死」「馬場さんと元子さんの全日本プロレス」ほか

【第三章】七回忌前II（2004年秋インタビュー）
「馬場さんの選手育成法・受身の極意」「新日本プロレスとの企業戦争」「交流戦」「馬場・猪木戦」ほか

【第四章】七回忌後（2005年春インタビュー）
「七回忌を経て」「今、本当に強い人は誰？」「ノアは全日本プロレスか」ほか

【第五章】十三回忌前II（2010年11月26日インタビュー）
「王道継承」「ジャンボ鶴田最強論」「プロレス界へのメッセージ」「今、馬場さんに言いたい言葉」ほか

【第六章】十三回忌後（2012年６月15日インタビュー）
「つながった命の意味」「十三回忌」「今こそ必要な馬場さんという存在」ほか

インタビューしてから10年以上も経過していますが、元子さんが語り尽くした「馬場さんの素顔と生き方」は、おふたりが空から我々を見守る今も読み返す価値あり！

また、元子さんへの鋭い質問や臨場感と熱気あふれる会話の応酬は、インタビュー集『cast』などで数々のミュージシャンの本質に迫る取材を行ってきた弊社・棚橋の、インタビュアーとしての集大成としても楽しんでもらえるはずです。

馬場さん、元子さん、そして弊社・棚橋――それぞれの生き方と人としての熱がたっぷりと詰まった本書は、今もジャイアント馬場さんを慕うファンの方々へ捧げる、まさに〝魂の新刊〟です。

おかげさまで順調に売れており、読者からの反応も上々（ありがとうございます！）。

本書購入希望の方は、新潟県内各書店、全国主要書店、おもなオンライン書店にてお求めください（店頭にないという際には、書店スタッフに取り寄せたい旨をお伝えください。在庫がある場合は取り寄せが可能です）。
下記の弊社オンライン販売サイト「BASE」でもご購入いただけます。

『馬場さんの話、もっと聞かせてください』
著者・登場者 プロフィール

【語り手】馬場元子（ばばもとこ）

（1940年1月2日―2018年4月14日）
兵庫県明石市生まれ。神戸山手女子学園短期大学卒業。
昭和30年（1955年）、15歳のときに当時野球選手だった馬場正平と出会う。
昭和41年（1966年）から平成11年（1999年）まで公私ともに最強のパートナーとして、「明るく、楽しく、激しいプロレス」を実践するジャイアント馬場を支え続けた。

【聞き手】棚橋和博（たなはしかずひろ）

（1958年3月31日―2021年12月18日）
新潟県新潟市生まれ。
大学卒業後、地元に帰り証券会社に勤務ののち、新潟の出版社ジョイフルタウンに入社。
タウン誌『月刊にいがた』や音楽誌『Interview file Cast』を発行しつつ、『MM CLUB』などテレビ音楽番組の制作にも携わる。
約40年にわたり数え切れないほどの取材を経験した熱きインタビュアー。

ジャイアント馬場（ジャイアントばば）

（1938年1月23日―1999年1月31日）
新潟県三条市生まれ、本名・馬場正平。
三条実業高校時代より豪速球投手として鳴らし、昭和30年（1955年）に読売ジャイアンツに入団。
昭和35年（1960年）春の大洋ホエールズのキャンプ中に大怪我を負い、プロ野球の選手生活を断念。
同年4月、力道山道場に入門し、プロレスラーに転向する。
力道山の後継者として、二度の渡米武者修行に出かけ、日本プロレスのエースとして活躍。
昭和47年（1972年）には全日本プロレスを設立。
昭和49年（1974年）に権威あるNWAヘビー級王座のタイトルをアジア人として初めて獲得するなど、名実ともに日本のプロレス界を牽引していく。
その後、平成10年（1998年）までリングに上がり続け、生涯国内通算5759試合を闘った偉大なレスラーである。
三条市名誉市民。

★書籍名：『馬場さんの話、もっと聞かせてください』
仕　様：四六判・本文モノクロ320ページ・カラー表紙カバー
発売日：2024年7月25日（木） 新潟県内の主要書店にて発売、8月中旬より全国主要書店・オンライン書店にて発売開始
定　価：2,090円（本体価格1,900円＋税10%）
協力/監修：株式会社H.J.T.Production
発　行：株式会社ジョイフルタウン