新潟を拠点に活動するスリーピースバンド・TELLECHO。
日常に潜む鬱々とした気持ちをそっとすくいあげてくれような、人間味あふれるやさしい楽曲が魅力です。
そんな彼らが9月に新音源『道すがら』を配信リリースしました。
「ライブでよく演奏する曲を音源化したい」という思いから全6曲を収録。
オオタモトキ:テーマは“生活” “暮らし”です。僕の生活があまりうまくいっていなかった時に作った曲たちなので歌詞はちょっと暗くて…そういえばこうだったよな、辛かったよなっていう気持ちを言葉にして昇華することで、自分で自分の背中を押していました。後半にかけて追い上げるようなメロディの曲が多いんですけど、人生っぽくていいかなって思ってます。いい方向に向かおうとしている感じがするなって。
オータコーキ:バンドを抜けることになったドラマーのアダチと作った最後の作品で、置き土産的な存在でもあります。気張らずにというか、散歩中とか日常の一部として聴いてもらえたらと思います。個人的には3曲目の『馳せる』が特に好きで、サビのメロディがいいし、初めて聴いた時になぜか気持ちが落ち着きました。
どの曲を聴いても間違いありませんが、2曲目の『ジェットコースター』はMVにもなっています。
オオタモトキ:この曲は変に取り繕わず、思ったように歌詞を書きました。お互いに分かり合うことはできないけど、できたらいいなっていう思いがもとになっています。曲調の緩急で感情の浮き沈みやジェットコースター感を表現しました。
ついつい口ずさみたくなるキャッチーなサビや繊細な心情描写にぜひ注目して聴いてみてください!