個性豊かなお店が軒を連ねる、新潟市本町エリアの人情横丁にあるPURE OOLONG(ピュアウーロン)。
ウーロン茶・国産紅茶を販売するお店です。
この8月にお店をリニューアルしたと聞きつけ、取材にお邪魔してきました。
外観からして、確かに変わっていました。
ガラスサッシが一面になり、もう一面にドアが付いている…!
雰囲気が変わるものですね~。
ドアを開けて、店内にお邪魔してみます。
お茶がズラリと並ぶ光景は変わりませんが、外壁がシックなグレーに模様替えされました。
「落ち着いた年代のお客様が多いので、高級感を出したいなと思って。一部プロの手も借りながら、DIYでシックな雰囲気に変えました」と店主の北川さん。
実は北川さん、まちなみジオラマ作家としても活躍中。
手先がとっても器用でいらっしゃるんです。
写真は、店内に飾られている「にいがた2km」をモチーフにしたジオラマ。
本当に細かく作られていて、見応えがあります。
ほかにもさまざまな店舗のジオラマが店内に飾られているので、来店した際にはぜひご覧くださいね。
さて、お店のリニューアルと同時に、もうひとつ変わったことが。
それがこちら。
お茶のテイクアウトのスタートです。
これまではあくまで茶葉の販売店として営業していましたが、リニューアルを機に、茶葉を買えるのみならず、販売しているお茶を飲めるお店になりました。
しかしこれまた、ただお茶を煎れてハイ、ではないのがユニーク。
「その日の気分でお茶を愉しむ」をコンセプトに、『体験型セルフサービス』としてお茶を提供しているのです。
まずは常時5~6種類用意されている「本日のお茶」のなかから飲みたいものを選びます。
手渡されたバタフライカップに茶葉を入れ、自分でポットからお湯を注ぎ、しばし蒸らしてできあがり。
なお、ホットのみならず、アイスの対応も可能です。
この日私が選んだのは『あきは紅茶』。
その名の通り、秋葉区で作られた茶葉を使った紅茶です!
秋葉区で紅茶が作られているって知っていましたか?
実は秋葉区では江戸時代から茶葉が栽培されていて、一時は輸出もされるほど栄えていたんです。
現在でも小口地区を中心に茶の樹や茶畑が残っています。
ここで採れた茶葉を使い、PURE OOLONGで作られた紅茶が『あきは紅茶』として販売されているのです。
実際にいれて飲んでみましたが、渋みが少なくてとても飲みやすい!
とてもおいしい紅茶でした。
「『体験型セルフサービス』といっても、学ぶとか難しいことではなく、あくまで“自分で作ってみましょう!”の挑戦で、難しいことは言いませんよ。もっとおいしく出したいな〜と思ったら、当店で開催している講座などに参加してみてくださいね」と北川さん。
また、テイクアウトで飲んでおいしかったから次は茶葉を買ってみる、ということにもつながりそう。
『あきは紅茶』も、茶葉での購入も可能です(2g入りティーバッグ×2で420円)。
人情横丁や本町、古町の散策がてら立ち寄って、おいしいお茶でほっとひと息ついてください。
DATA
PURE OOLONG(ピュアウーロン)
- 住所
- 新潟市中央区本町通6 本町中央市場商店街(人情横丁)内
- 電話番号
- 025-225-5312
- 営業時間
- 10:00~17:00(日祝は~16:00)
- 休み
- 火曜
- 駐車場
- なし
- リンク
- 烏龍茶・国産紅茶販売ピュアウーロン(人情横丁店)
- 備考