NegiccoのリーダーNao☆が、出産を経て復帰後初となるソロシングル『何回もドアを叩くんだ!』をリリース。
この曲は、初顔合わせとなるカジヒデキをプロデューサーに迎えた明るく力強いポップスで、
Nao☆自身が作詞したカップリング曲『ホログラム』ともども、本格的なシーン復帰にふさわしい楽曲になっています。
今年2023年はNegicco結成20周年記念イヤーでもあり、その意味でも注目されるリーダーNao☆の新作と今の想いを、ご本人に聞いてきました!
――本格的なシーン復帰シングル『何回もドアを叩くんだ!』を1月24日にリリースされました。とてもキラキラしたポップチューンで、ポジティブな内容の歌詞も印象的ですね?
ありがとうございます。コロナ禍もあって、ずっと皆さんの前に出ることができなかったので、「やっと新しい一歩を踏み出せたな!」と思っていて。そういう私の気持ちを代弁してくださったような、始まりにとてもふさわしい曲になりました。
――この曲、作詞・作曲・編曲は、あのカジヒデキさんです。
そうなんですよ。言葉の言い回しとかも、「待っててくれてサンキュー」とか普段私が言いそうなものがたくさんあるし、実際、歌詞を見て自分もこういう気持ちだったんだと気づかされるところもあって。私の気持ちを直接伝えたわけじゃないのにカジさんが全部歌にしてくださった感じです(笑)。
――その中でも、「何枚もドアを叩いたから みんなに会えたよ 奇跡は待つんじゃない さぁ今すぐ始めよう!」というフレーズなど、壁にぶつかっても前に進もうとする姿がNegiccoの歩みとも重なる気はしましたね。
やっぱり、Negiccoがあって今の私があるわけで、そこは自然と重なるんでしょうね。また、ファンの人たちも、そういうポジティブなNegiccoや私を待ってくれていたと思うので、この曲を聴いてさらに明るい気持ちになってもらえたら嬉しいです。
――一方、カップリング曲『ホログラム』は、Nao☆さん作詞、connieさん作曲のミディアムナンバーで、こちらも素敵な楽曲です。
『ホログラム』は、(Negiccoの)『I LOVE YOUR LOVE』の撮影――自分たちの故郷である新潟、日本海で撮ったキラキラしたあのМVのことを思い出して書いたんです。…自分も親になって初めて分かったんですけど、赤ちゃんって生まれたばかりのときは(周りが)はっきり見えない。でもそれがだんだん見えるようになってきて、いつしかキラキラした景色を見るようになる。今こういう時代だけれど、やっぱり素敵なモノはたくさんあるし、それをこれからも一緒に見ていきたい気持ちとか、「生まれてきた君がいるのは、Negiccoという時間を過ごしてきた自分たちがあるからなんだよ」ってことをいつか添えて話をしたいな、という。で、それはファンの方に対してもそうで――今、自分がこうして楽しみながら活動できているってことをちゃんと伝えたい。私だけでなく(Negiccoのメンバー)3人で頑張って、ファンの人たちにいい景色を見せていきたいなって気持ちなんです。本当にたくさんの方がNegiccoの20周年を待ってくれているのがひしひしと伝わるので、(このシングルで)そこに向けての楽しみの一歩を皆さんと踏み出せたらいいなと思いますね。
――そう、今年はNegicco結成20周年記念イヤーなんですよね!
はい、ついに(笑)。本当にファンの皆さんの「20周年が楽しみ!」って気持ちが自分を動かしてくれているので、ぜひ楽しみにしていてください!