りゅーとぴあの専属舞踊団Noism Company Niigataのプロフェッショナルカンパニー、Noism1メンバーが古町のお店を訪ねる連載。
今回は昨年スロバキアから10年ぶりに帰国、新潟生活2年目の庄島さくらさんの登場です。
「お酒が好き。新潟に来てからは日本酒をよく飲んでいます」というさくらさんと一緒に、石畳の東新道にある人気店、あがの割烹千原六助へ。
腕を振るうのは、「料理を通して故郷・阿賀野市の魅力を伝えたい」という店主・早川健人さん。
日本酒は県内蔵元のもののみ、辛口を中心に25種類ほどを揃えています(1合715円〜)。
この日出していただいたのは、阿賀野市の白龍酒造が阿賀野市水原産の酒米で醸した特別純米酒『越後府』。
「明治維新後の廃藩置県の際、水原にはわずか数年ですが水原県として県庁が置かれたんですよ」と早川さんに聞きながら『越後府』を味わうさくらさん。
「お米の味がします。飲みやすくて好みです」とにっこり。
このお酒に合わせるのは、コースの一品『茄子と煮穴子の煮おろし』。
丸ナスを使っていることを伝えつつ、「新潟はナス王国で、20種類ものナスがあるんです」と教えてくれる早川さん。
おいしく料理やお酒を味わいながら新潟を学べる、まさにさくらさんにうってつけのお店でした。
おまけ
食後、「お土産にどうぞ」と早川さんから手渡されたのは、阿賀野市の郷土玩具・三角だるまを模した最中。
中にはなんとイチゴ大福が入っていて、しかもその場でちゃかちゃかっと作ってくださったのには驚きました。
なんと粋な計らい!
撮影日には予約が立て込んでいるにもかかわらずご対応いただいてしまったので、次回はゆっくり訪れたい…と思った一同でした。
DATA
あがの割烹 千原六助(あがのかっぽう ちはらろくすけ)
- 住所
- 新潟市中央区東堀通9-1407-3 プロジェクトビル1F
- 電話番号
- 025-378-6224
- 営業時間
- 18:00~23:00(LO22:30)
- 休み
- 日曜、祝日、月2回月曜、8月14日(日)~16日(火)
- 席数
- 16席
- 駐車場
- なし
- リンク
- あがの割烹 千原六助 Instagram
- 備考