昨年、朱鷺メッセで初となる単独コンサートを行ない、テレビCMや地元スポーツクラブとのコラボレーションなど、活躍の幅を広げているNGT48。
2017年のメジャーデビューから5年、ついに1stアルバムをリリース!
タイトルは『未完成の未来』。
これまでの全シングルの表題曲に加え、本アルバムのリード曲となる新曲『しそうでしないキス』、1期生、ドラフト3期生、2期生の期別曲、1期生・本間日陽の初ソロ曲、同じく1期生の中井りかプロデュースユニット『CloudyCloudy』のオリジナル楽曲など、発売タイプごとに異なる新録曲が収録されます。
ということで、本作の見どころや今後の活動について、本間日陽(ほんまひなた)、小越春花(おごえはるか)、藤崎未夢(ふじさきみゆ)の3人にお話を聞いてきました♪
デビューから5年、初のアルバムリリースは…とにかく嬉しい!!
●初アルバムのリリースを聞いて、どのように感じましたか?
本間:ずっと目標のひとつだったので、本当に嬉しかったです。メジャーデビューしてからこれまでに7枚シングルを出させていただいていますが、アルバムはまた新しい形でNGT48を見てもらえると思うので、とてもワクワクしています。
藤崎:私は、先輩方がNGT48として活動してきた約2年半後にドラフト3期生として加入しました。先輩方が積み上げてきてくださった歴史の中に自分がメンバーとして加わり、一緒に今のNGT48としてアルバムをリリースできるということがすごく嬉しいです。
小越:タイミング的に8枚目シングルかな?と思っていましたが、アルバムをリリースすると聞いて「ついに来た!」という気持ちになりました。私も2期生として途中で加入しましたが、加入前は憧れの世界だったので、当時好きだった曲と今自分が参加している曲が一緒になるということが、とても嬉しいなと思います。
タイトル『未完成の未来』に込められた思い
●タイトル「未完成の未来」にはどんな思いが込められているのでしょうか?
本間:私自身、このタイトルを聞いたときに、今のNGT48にとって、とても嬉しい言葉だなと感じました。本作はここまで一緒に活動してきた1期、ドラ3(ドラフト3期生)、2期のみんなの集大成という形ですが、これから新たに加入する3期生が本格的にメンバー活動を一緒にやっていくことで、またファンの皆さんに新しい風をお届けできると思います。まだ完成されていない部分がたくさんあり、それをこれからファンのみなさん、そしてメンバーと共に作っていける。そんなことを表しているような、とても前向きな言葉だと思っています。
アルバムのリード曲『しそうでしないキス』は1期生・中井りかと2期生・小越春花のWセンター
●前作、前々作のシングルで2作連続センターに続き、今回はメンバー全員参加のアルバムリード曲で1期生の中井りかさんとWセンターですね!
小越:メンバー全員参加の曲で、しかもアルバムのリード曲のセンターとなると、シングルの時とはまた違う気持ちになりますし、アルバムを今のNGT48の集大成ととらえると責任の重さも感じます。りかさん(中井りか)とWセンターになりますが、りかさんは1stシングルでセンター、私は最新シングルでセンターを務めさせていただいているということで、先輩から後輩へと世代が移り変わっていくというのがストーリー仕立てのMVの中で伝えたいことのひとつなのだと思います。
●ほかにMVの見どころはありますか?
藤崎:本作のMVは佐渡で撮影しました。佐渡にはたくさんの観光地がありますが、今回は佐渡の大自然の中でのシーンが特徴的です。あとは、今までのMVよりもダンスシーンが多くなっています! メンバーが全員参加だからこそできる動きやフォーメーションがたくさんあるので、ぜひ注目してほしいです。
本間:佐渡の島の全形は蝶々の形にも見えることから「バタフライアイランド」という別名称があるそうで、衣装の髪飾りに蝶々のモチーフが使われていたり、振り付けも蝶々をイメージしたものが多かったりします。MVの撮影でもバタフライエフェクトという技法を使って、何回も同じ日を繰り返す様子が描かれているんですよ。とにかく情報量が詰まっているので、何度も見てほしいです。
期別曲やそのほかの収録曲についてもそれぞれ3人の思いを聞きました
ドラフト3期生曲『どうしようもないこと』
●ドラフト3期生曲『どうしようもないこと』はどんな曲ですか?
藤崎:ドラ3は今まで同期の曲を持っていなくて、いつか私たちだけの楽曲が欲しいねってメンバー同士で言っていましたし、ファンの皆さんもいつかドラ3の曲を聞いてみたいなって言ってくださっていたので、この曲をいただけたことがすごく嬉しかったです! ドラ3の4人で行なう劇場公演では結構明るくて元気な楽曲を披露していることが多いのですが、公演での私たちのイメージとは真逆の印象だと思います。もうメンバーもみんな二十歳を超えて大人になったので、そんな私たちだからこそ歌える、切ない恋愛ソングになっています。
●今までのイメージとは全く逆とのことですが、ドラ3の個性が出ている部分はありますか?
藤崎:ドラ3のメンバーはみんな元気でそれぞれのカワイイっていう形をもっている個性的なメンバーが多いです。そんな私たちがいつもとは違った雰囲気のこの曲を披露することで、新しい一面をお見せすることができると思います。ソロパートも多いので、ひとりひとりの歌割にも注目です。
2期生曲『自然渋滞』
●2期生曲『自然渋滞』はどんな曲ですか?
小越:曲調がすごくアップテンポで、カッコいいノリノリな、ライブとかで盛り上がりそうな曲です。歌詞はどうしても渋滞を我慢できない(?)女性目線なんですが、たぶん渋滞だけじゃなくて過去にもいろいろ我慢を重ねてきて、ついに爆発してしまったような楽曲なので、勢いがすごいです! 2期生は元気系の子が多くて、楽屋とかでも結構わちゃわちゃしているのですが、ファンの方もその空気感が好きって言ってくれることが多いので、パフォーマンスする際には2期生らしい勢いが出たらいいなって思います!
1期生曲『昨日よりも今日 今日よりも明日』
●1期生曲『昨日よりも今日 今日よりも明日』はどんな曲ですか?
本間:勇気やパワーに溢れた曲だなと思っています。この曲をいただいたときに1期生のなかでもすごく素敵な歌詞だね、素敵な曲だねって盛り上がりました。私個人としてはここまで7年間一緒にNGT48をどんなときも、苦楽を共にしてきた1期生の同期だからこそ歌える楽曲だなって思っていて、ファンの方にはもちろんですが、今何かに向かってがんばっている方とか、目標に向かって一生懸命努力している方に届けたいなと思います。
本間日陽ソロ曲『好きなんて…』
●本間さんはソロ曲もあるということで…
本間:ソロ曲をいただくのは前から目標のひとつだったので本当にすごく嬉しいです。この曲は片思いの曲で、前から友達だった人に久しぶりに会った時に好きという感情に気づいてしまって、「ずっと友達だったからこれからもずっとその関係を続けていたいし、でも好きっていう気持ちに気づいてしまったからこそ伝えるかどうしよう…」という、もどかしくもピュアな気持ちをやわらかくてあたたかい感じのメロディーにのせて歌っています。ファンのみなさんの前で披露するのがすごく楽しみです。
●今までソロ公演やコンサートもありましたが、やっぱり自分の曲となると思いも違いますか?
本間:今までソロ公演やコンサートもやらせていただきましたが、オリジナルの曲は初めてなので、レコーディングの時からすごくソワソワしました。普段はメンバーと複数人で一緒にレコーディングしていくのですが、今回はとても広いブースで、そこにひとりだけという環境が新鮮でした。いつもは歌割があってそのパートをどんどん録っていくのですが、ソロ曲は最初から最後まで自分なので、その都度スタッフさんと話し合いながらレコーディングを進めていきました。
CloudyCloudy『片想いのままじゃ終われない』
●CloudyCloudy(クラウディクラウディ:通称くらくら)の2曲目もありますね!
小越:今回は片想いをしている女の子目線の曲で、曲調はメイク中の女の子に聞いてほしいような感じです(笑)実際に片想いしてる方には強く共感してもらえると思います。
●前回は特徴的なポーズや振付がありましたが、今回のポイントは?
小越:振り付けはこれからなのですが、レコーディングのときにも何パターンかとってみましょうって話しながら、セリフや掛け声っぽくやってみたり、「ここはもうちょっと自由な感じで、自分なりのカワイイを爆発させて!」みたいな感じでとってみたりもしました。
本間:歌詞の「ごめんなちゃい」が印象的だよね!
小越:そう! 私がそこの歌割で「ごめんなちゃいか~」って思いながらも全力でかんばりました(笑)
アルバム特典の単独コンサート、荻野由佳卒業コンサートの見どころも聞きたいっ!
藤崎:私は単独コンサートがすごく思い出に残っています。個人的に思い入れがあるのは、自分がセンターをやらせていただいたシャーベットピンクを本編の最後で披露させていただいたシーンです。この曲はちょうどコロナ禍でのリリースだったのであまりたくさんの人の前で披露することがずっとなかったのですが、リリースから2年越しにファンのみなさんの前でメンバー全員で披露することができたというのがとても感慨深かったです。あと、ファンのみなさんがサイリウムをピンクに変えてくださったりとか、ピンクのキラキラのテープがシュパーンって飛んだりとか、この先一生忘れられないんだろうなっていう景色を見せていただいたので、ぜひこの映像でもそこに注目してほしいなって思います。
小越:単独コンサートの時は1曲目が当時の最新シングル『Awesome』だったんですけど、初めてセンターを務めさせていただいた楽曲で思い入れもありました。登場するときのあおりも初めてだったのですごく緊張しながら「朱鷺メッセごと飛んで行っちゃえ~」みたいなことを言っちゃって、あれから8カ月たった今考えたら自分は何を言ってるんだろうみたいな感じなんですけど、それはそれで初めての記念になったので、それが記録としてしっかり残ったものが発売されるのは嬉しいなって思います。
本間:私は今回のアルバムに同期のゆかちゃん(荻野由佳)の卒業コンサートが収録されるのもとても嬉しくて、ゆかちゃんがこだわり抜いたセットリストをみんなでできたのが楽しかったです。そのときにサプライズで『私が一番言いたかったこと』をみんなで披露したのですが、その時の様子は鮮明に覚えています。それを映像として何度も見れることはもちろん、アルバムと一緒に楽しんでもらえるっていうのが嬉しいですね。これまでの全シングルタイトル曲も収録されているので、コンサートと収録曲の内容と重ね合わせるのもNGT48のこれまでを感じられていいんじゃないかなと思います。
7月下旬からは全国ツアーがスタート
意気込みを聞かせてください!
小越:NGT48のことをまだあんまり深くは知らないよって方に知っていただける機会だと思っているので、このチャンスは絶対に掴みたいなって思います。アルバムの「未完成の未来」というタイトルにもあるように、私たちは良い意味でまだまだこれからなので、これからがもっと楽しみだなと思ってもらえるようなライブにしたいです。AKB48のグループの中のひとつというよりも、NGT48というグループの存在を大きくしていけるようになりたいと思います!
本間:ツアーをできるのはすごく楽しみですし、まずは今のNGT48のよさを存分に楽しんでもらえるようなツアーにしたいと思います。そのなかで最高のパフォーマンスをできるように私自身も努力していきたいです。
藤崎:グループとしてツアーをやるのはひとつの目標だったので、こうやって叶えることができて嬉しいです。でも、嬉しいっていう気持ちだけじゃなくて、今回初めてのことがたくさんあるからこそ、またひとつ成長したNGT48をお届けできたらなとも思っています。朱鷺メッセでの単独コンサートのときは気持ちをひとつに楽しもう! みたいな気持ちが大きかったですが、パフォーマンスの面でもNGT48のまとまっているところをお伝えできるようなツアーにしていきたいですし、みんなの気持ちをまとめられるように、キャプテンとしても大舞台になると思うので、私自身もがんばりたいです!
ちなみに、みんなの推しカラーも聞いちゃいました!
本間:私は水色と黄色です! 名前が日陽なので、空にある太陽ということです。
藤崎:私は紫と黄色です。苗字の藤からとって藤の花の色で紫。それと、小さい頃の夢がバナナで(笑)今もバナナが大好きなので黄色です。
小越:私はピンクと赤と白で3色です。どうしてもピンクがよかったのですが、思いつく限りの色でピンクと何かっていうのがメンバー内でもかぶっちゃってて、でもどうしてもピンクが入れたかったので、これはもう一個追加するしかないっていうことで赤と白とピンクで高速で振って色を混ぜてくださいて言ってます(笑)
NGT48の1stアルバム『未完成の未来』は6月29日(水)発売。
商品詳細はNGT48オフィシャルサイトをチェック!
今回もサインをおねだりしちゃいました!
ということで3名様にプレゼントします
本間日陽さん、小越春花さん、藤崎未夢さん、3人のサイン入り色紙を抽選で3名様にプレゼント!
下記から応募してくださいね~