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【インタビュー】CMでもおなじみ! 新発田市出身の大注目女優・木竜麻生さんにお話を聞きました!

木竜麻生 主演映画『わたし達はおとな』

  • 情報掲載日:2022.06.15
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
©2022「わたし達はおとな」製作委員会
©2022「わたし達はおとな」製作委員会

6月17日(金)よりユナイテッド・シネマ新潟で公開される加藤拓也監督の映画『わたし達はおとな』。

妊娠をきかっけに生じ始める、若いカップルの間のすれ違いをリアルに描がかれています。

この作品の主人公・優実を演じるのは、新発田市出身の女優・木竜麻生さん。第四北越銀行のCMでなじみのある方も多いはず!

近年、キネマ旬報ベスト・テン新⼈⼥優賞など数々の映画新⼈賞を受賞されるなど、注目の女優さんのひとりです。

映画公開を記念して、木竜さんにインタビューさせていただきました!

キラキラしたヒロイン像というよりは、普通の子だなと思いました

プロフィール:木竜麻生(きりゅうまい)。1994年7月1日新発田市生まれ。14歳の時に原宿でスカウトされ、大学進学を機に上京して本格的に女優活動を開始。今年は本作のほか、2本ほど出演映画が公開予定だ。
プロフィール:木竜麻生(きりゅうまい)。1994年7月1日新発田市生まれ。14歳の時に原宿でスカウトされ、大学進学を機に上京して本格的に女優活動を開始。今年は本作のほか、2本ほど出演映画が公開予定だ。
今回演じた『優実』というキャラクターは、木竜さんの中でどんなイメージですか?

木竜:(台本を)読んでいても、すごく変な言い方ですがキラキラしたヒロイン像というよりは、普通の子だなと思いました。何か自分に起きたことを、家族、友達、恋人に話すときに、一度自分のなかで飲み込んでから言葉を発したり、発しなかったり、すごく考えて話している子だなという印象でした。

演じるにあたり気を付けたこと、意識されたことはありますか?

木竜:優実という役に対してというよりは、加藤拓也監督が描く本の台詞や作品の世界感を意識しました。今回はリハーサルで、加藤監督が演劇で行なっている稽古に近いやり方を行なう機会がありました。その稽古のなかでどういうところを目指して、どういう空気感の作品にしたいのかを探りながら演じていった感じですね。

稽古で印象に残っていることはありますか?

木竜:リハーサルのはじめに加藤監督から”重要なのはどれだけ(感情を)隠すかだ”と言われて、感情の漏れ具合の演技指導をしていただきました。監督が描きたい世界感や求めているリアリズムを自分の中に落とし込みながら演じました。

実際の木竜さんは、内に秘めちゃうタイプなんですか?

木竜:どうなんですかね…モヤッとしたことを考えていると顔にでてバレてしますね(笑) ただ加藤監督が、「優実が一度色々飲み込んでから話をしたり、人がどう感じているかを考えるというのは、木竜さんの気の使い方と似ている」とおっしゃっていて、そうなんだ~!!と思いました。もしかしたら、優実と近いところが少なからずあるかもしれないですね。

全員が一個の方向に向かおうとする雰囲気が漂っている現場でした

今回の作品は等身大の若者をテーマにしていることもあり、監督の加藤拓也(28)をはじめ、恋人役の藤原季節さん(29)、友人役の菅野莉央(28)、清⽔くるみ(27)と年齢の近い役者が多い現場だったそう。

©2022「わたし達はおとな」製作委員会
©2022「わたし達はおとな」製作委員会
喧嘩シーンなどもありましたが、同年代の方々が多い撮影現場はどんな雰囲気でしたか?

木竜:喧嘩のシーンを撮影する時も現場全体がピリピリすることはなく、心地よい緊張感でした。全員が一個の方向に向かおうとする雰囲気が漂っていましたし、加藤監督が普段お仕事をされているスタッフさんが多かったので、みなさん加藤監督が作る物に対して、自分たちができるこを全力でされている人ばかりでした。

©2022「わたし達はおとな」製作委員会
©2022「わたし達はおとな」製作委員会

木竜:あと加藤監督が休憩のタイミングとかで雑談を割とするタイプの方だったのですが、(恋人役の)藤原さんと加藤監督でふざけてワイワイしているんですよ(笑) ワイワイしているのに本番になると、すーっとモードに入るから情緒がおかしくなる!!!って思ってました(笑)

私ではない女の子がそこにいると思いました

今回の映画や役をとして見えてきたもの、今後やってみたいなということはありますか?

木竜:できあがった作品を観たとき、私ではない女の子がそこにいると思いました。加藤監督をはじめ、キャストやスタッフの皆さんからいい刺激をもらって、知らない自分を見た気がします。そういう面では、初めての感覚が多かった作品でしたね。もっと自分のことを面白がって行きたいなと思いますし、これからも見たことない世界を冒険したいなとも思いました。

最後に映画の見どころや、注目ポイントを教えてください!

木竜:等身大の女の子の日常を映しているので、毎日ちょっとした何かがあったり、ふいに思うことが出てきたり…多少浮かないことがあっても大学に行って、友達と会ったら大丈夫!と言ってしまうみたいな。本当に普段私達がやっているようなことに近い場面を映画にしているので、観ていただいた方が何か感じていただける部分が多いのではないかなと思います。

木竜麻生さんからのメッセージ

ここでプチ情報として、木竜さんの今の愛読書は落語の本だそう!

「落語は寄席が一番面白いから、違う角度から入ってみようと思って。初心者向けにサゲ(落語でいう落ち)の説明などを紹介している本を読んでいます」と木竜さん。

ハマったきっかけが懐かしの某ドラマを見返したからということで、話が盛り上がりました(私もそのドラマが好き!)

そんな、ちょっとコアな趣味もお持ちの木竜さんの今後の活躍が楽しみです!みなさん要チェックです。

まずは、映画『わたし達はおとな』をご覧ください!

『わたし達はおとな』あらすじ

大学でデザインを学ぶ優実は、直哉という恋人がいる。ある日、優実は自分が妊娠していることに気づくが、お腹の子の父親が直哉だと確信できずにいた。悩みながらも直哉にその事実を打ち明ける優実。しかし直哉が現実を受け入れようとすればするほど、2人の思いはすれ違いはじめる。

配給:ラビットハウス 監督:加藤拓也 出演:木竜麻生/藤原季節/菅野莉央/清水くるみ/桜田通/山崎紘菜 ほか

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