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新潟市の飲食店の皆さん、新潟漆器を使ってみませんか?

新潟漆器利用促進事業

  • 情報掲載日:2021.05.16
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
新潟漆器 roundフラット
新潟漆器 roundフラット
新潟漆器 squareフラット(S)
新潟漆器 squareフラット(S)
新潟漆器 mitate箸
新潟漆器 mitate箸

「新潟漆器」をご存じでしょうか。


新潟漆器は新潟市の新潟島エリアを中心に、約400年にわたり受け継がれる漆工芸です。
江戸時代の初めに他の産地から漆塗り技術が伝わり、寛永15年(1638年)には現在の古町7番町に「椀店(わんだな)」と呼ばれる漆器の専売地域が定められ、新潟は日本有数の漆器産地となりました。

明治には竹の節や筋、ゴマやすすけた感じなど、竹の風合いを漆で表現する竹塗の技法が伝わり、新潟漆器を代表する塗のひとつとして現代に至っています。

新潟漆器は「変塗(かわりぬり)の宝庫」と呼ばれ、 数多くの漆塗り技法が受け継がれています
新潟漆器は「変塗(かわりぬり)の宝庫」と呼ばれ、 数多くの漆塗り技法が受け継がれています

平成15年には花塗、石目塗、錦塗、磯草塗、竹塗の5技法が国指定の伝統工芸品に。

現在では、伝統技術を継承しながらも新しい試みに意欲的にチャレンジ。
県外、世界の有名料理店でも使われている一方で、古町ルフルやJR新潟駅構内でも気軽に目にすることができます。

JR新潟駅の在来線待合室ベンチ。竹塗と朧銀塗が使われています。新幹線待合室に続き新潟漆器を採用。なお商品の展示もあります
JR新潟駅の在来線待合室ベンチ。竹塗と朧銀塗が使われています。新幹線待合室に続き新潟漆器を採用。なお商品の展示もあります

 


この新潟漆器を新潟市で飲食業や販売業を営む店舗に利用してもらい、新潟漆器の認知度を上げることで、その魅力を再発見してもらうとともに、広く発信していくことを目的として始まったのが新潟漆器利用促進事業です。

この事業は2018年度、2019年度、2020年度と実施され、現在では13の店舗において新潟漆器で食事を楽しむことができます。

 

佐渡の地酒と鮮魚 花柚子(新潟市中央区東大通)
佐渡の地酒と鮮魚 花柚子(新潟市中央区東大通)
酒と肴 のぶ(新潟市中央区古町通8)
酒と肴 のぶ(新潟市中央区古町通8)
港すし(新潟市中央区古町通9)
港すし(新潟市中央区古町通9)
蕎麦佳肴 五常(新潟市中央区天神)
蕎麦佳肴 五常(新潟市中央区天神)

現在、この新潟漆器利用促進事業の2021年度の利用店舗を募集中です!

 

2020年度までは新潟市中央区の飲食業、和菓子・日本酒などの販売業を営む店舗が対象でしたが、2021年度より新潟市全域が対象となりました

 

指定8商品のなかから、業種や使用方法に合わせて、希望の新潟漆器を選ぶことができます。

新潟漆器利用促進事業リース指定8商品
新潟漆器利用促進事業リース指定8商品

リース期間は6カ月間(9月リース開始予定)。
採用店舗はおおむね10店舗を予定しています。

応募には申込書の提出が必要となります。
提出期限は2021年6月25日(金)までです。

応募の詳細は下記ウェブサイトよりご確認ください!

DATA

問い合わせ先
新潟漆器利用促進事業実行委員会(新潟市中央区役所地域課 産業文化振興室)
問い合わせ先
電話番号
025-223-7054

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