自身初の写真集『ずっと、会いたかった』をリリースするNGT48の本間日陽。
2020年はファッション誌『bis』の専属モデルに抜擢されるなど、グラビアの仕事が多くなった年だった。
そして、今回の写真集発売。
グラビア撮影のことを中心に話をうかがいました。

●『bis』のグラビア見ましたよ。雰囲気が今までと全然違うから別人みたい(笑)。ファション誌とNGT48で撮影の取り組み方も違うものですか？
やっぱりグラビアはグラビアの撮り方、ファッション誌はファッション誌の撮り方があるんだな、って実感しています。レギュラーで出させていただいてる『bis』は、お洋服をキレイに見せるというよりは、それを取り巻く世界観を大切にしている雑誌なので、そこに溶け込んでなじむことを意識しています。
●取材前に『bis』を見たんですけど、どれが本間さんなのか全然わかんなかったですよ。人が変わる感じ。
ホントですか？　ならば、それ正解かも。やはりアイドルの活動をしているときとは全く違う心持ちですし、撮影時も、そのときはアイドル活動とは全く切り離して向き合ったりしています。自分的には演じてるに近いです。素の自分を見せるってよりかは、テーマに合わせた自分になるっていう感じ。
●（以前に載った『月刊にいがた』の誌面を見ながら）この写真は、舞台衣装でニッコリですね。
はい、これはアイドルの顔ですね。アイドル時の撮影では、一回一回止まる、見せる、笑顔、を意識してます。ファッション誌では空間の刹那的なカットを意識しています。
●一方、今回の1st写真集は「演じてる」というよりは、本間さんそのままなんでしょ？
そうですね。「演じる」ということは全然考えないし、カメラの前でこうありたい、とかも思わなかった。ただただこの場所にいることを楽しんで撮影した感じです。

写真集『ずっと、会いたかった』は、地元・新潟の村上市や胎内市、そして沖縄などで撮影

●（写真集の写真を見ながら）本間さんってこういう明るいイメージですね
笑顔がいいねって言っていただけることがすごく多いので、自然、笑顔のカットが多くなりました。ロケ地は新潟と沖縄が半々ですけど、どっちも楽しんじゃいました。
●村上で撮影したい、というのはご自身のリクエストですか？
はい、最初の打ち合わせのときに、地元村上で撮影したいと伝えました。初めての写真集なので、今の自分を作ってくれたものをすべて詰め込みたいという気持ちがあって。そうなったら村上は外せないなと。

●これ、鮭料理の「きっかわ」さんですね。
JR東日本の吉永小百合さんのポスターを意識しちゃいましたね(笑)。他にも瀬波温泉とか「ザ・村上」な場所でも撮りましたし、（図書館の写真を見ながら）この図書館は、地元の学生さんとかがよく利用する場所で、私もよく通っていた場所。このように、自分のルーツとなった場所もピックアップしました。村上の撮影の日は2月で、前日までずーーっと雪が降ってたんですけど、この日だけは驚くくらい快晴！　「日陽」という名前の晴れ女パワーを存分に発揮しちゃいました。

●NGT48のメンバーは写真を見て、何と言ってました？
同期の山田野絵ちゃんに表紙を見せたときは、「エッロ！」って言われました（笑）。私としてはセクシーさを出したつもりはないので予想外の感想でした。でも私21歳になりましたし…。艶やかさが溢れ出ちゃいましたね（笑）。

6月にはNGT48のニューシングルをリリース予定

●NGT48の活動で決まっていることは？
6月に最新シングルが決まっていて、ただ今制作中です。約１年ぶりのリリースですけど、この状況下で今年もシングルが出せるのはすごくありがたいですね。今回の曲は私的にはこれからのNGT48の基盤になっていくんじゃないかなという曲で、今まで以上に地元に密着した楽曲づくりをしています。詳細はまもなく発表されると思うので、お楽しみにしていてください!

●NGT劇場はでの活動は？
今は（2021年5月現在）県内の方しか入場できません。ずっとソロでステージをやらせてもらっているんですけど、16人のメンバー全員で行う公演は１年以上やれていないので、早く元の環境に戻ってほしいですね。各メンバーが力をつけているので、パワーアップしたNGT48をお見せできるはずです！

『本間日陽1st写真集 ずっと、会いたかった』
撮影：酒井貴弘　光文社刊
発売日：5月19日（水）
定価：2,000円




【本間日陽／ほんまひなた】
1999年11月10日村上市生まれ。NGT48１期生オーディションに合格。以来、中心メンバーとして活躍。ファション誌『bis』レギュラーモデルを務めるなど活動の幅を広げている

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