県内各地にお住まいの「特派員」の皆さんから地元民だからこそ知る地元ネタをお寄せいただく『特派員HOT NEWS』。

今回は妙高特派員・飯吉和彦さんからの情報をお届けします！

艶やかなスゲで
編まれた牛で幸を祈る

妙高市の平丸地域で昭和30年代から続く、伝統的な民芸品のスゲ細工。
年ごとの干支が作られている縁起物です。
現在も「平丸スゲ細工保存会」の方々がひとつひとつ大切に、丁寧に製作されています。

今年の干支の「丑」はスゲ細工の代表的なモチーフのひとつで、編み込みの美しさや各パーツの作り込みの細かさ、造形の再現性は民芸品という域を超えて、もはやアート作品のような品格すら感じます。

わら細工・スゲ細工は古くから全国各地、さまざまな地域で作られてきましたが、すべての干支を製作しているのは国内でも平丸地域だけです。

自身が取り組んでいる「NIIGATA SOUVENIR CLUB」を始めるきっかけとなった、次世代へ繋げていきたい大切な地域の手仕事です。

特派員紹介

【妙高特派員／飯吉和彦さん】
県内のものづくり文化を発信する「NIIGATA SOUVENIR CLUB（ニイガタスーベニアクラブ）」を運営しています

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