お待たせ! NGT48の5枚目のシングルであり、実に約1年9カ月振りのリリースとなる『シャーベットピンク』がリリースされました!
さらに待望の劇場公演も8月の開催を目指して準備を進めているとのこと。
ファンにとっては、ホント、待ちに待った再始動なのであります。
センターに大抜擢されたのは藤崎未夢(みゆ)。新潟市出身のドラフト3期生だ。「研究生」がセンターになるのは数あるAKBグループの歴史のなかでも異例中の異例らしいのだ。
さて、そんな藤崎と、本間日陽(村上出身)、富永夢有(長岡出身)、小越春花(新潟市出身)の4人にインタビューを敢行。「再始動」への思いを聞いてきたよ。
「曲ができたらどんなことができるのかな、という楽しみの方が大きくなってきました」藤崎
「まずは“再開できる”ということに感謝したいです」本間
ーシングルリリースの情報がメンバーに告げられたのは今年の3月。まさに日本中がコロナウイルスの蔓延に戦々恐々としている頃だったそうです。
藤崎 「自分がセンター、と聞かされてびっくりしたし、そのときは不安が大きかったです。だけど、コロナウイルスの活動自粛で、レコーディングまでの期間が開いたので、自分の中では気持ちが整理できたというか。曲ができたらどんなことができるのかな、という楽しみの方が大きくなってきました。制作にかかれないもどかしい気持ちももちろんあったんですけど、自分自身にまっすぐむきあえるようになったかな、って思ってます」
富永 「(藤崎が抜擢されて)私もすごいびっくりしました。藤崎の「ふ…」って聞いた瞬間に…ホントはみゆみゆが一番びっくりしなくちゃいけないのに、私が「えぇっ!」て声出しちゃった。みゆみゆは私の憧れでもあったので、…何もかも完璧なんですよ。たとえばMCも上手で、ステージ上でも自分の思いを分かりやすく伝えることができるんですよ」
小越 「同じ研究生だけどみゆみゆは尊敬する部分がたくさんで。ホント嬉しかったです」
ーしかし程なく、日本には緊急事態宣言が出され、制作活動は滞ることに。
本間 「4月に緊急事態宣言が出たときはこの話(シングルリリース)はなくなっちゃったのかな、とすら思っちゃうくらい不安になりました」
富永 「私と小越は「ちっちゃいもんくらぶ」という同期6人のユニットを組んでいるんですけど、春はオンラインでパフォーマンスの練習をしていました」
ーそんな期間を経て、念願のレコーデイング。そしてMV撮影へ臨むことに。シャーベットピンクのテーマは「久々の再会」。どっぺり坂、万代シテイ、サントピアワールドなど個々のメンバーが新潟の見慣れた場所で撮影。みんなの表情がとってもステキなのです。
本間 「“元気してた? 何をしてたの? 久しぶり”という歌詞があるんですけど。恋愛の歌なのに、自分たちもなかなかみんなに会えなかったという期間が長かった分、気持ちをしっかりのせられました。コロナウイルスがまだまだ落ち着いてない状況ですので、撮影も最新の注意を払って行いました。たとえばミュージックビデオのダンスシーンもメンバーが2メートルの間隔をとって。綿密なリハーサルを経て撮影しました。レコーデイングも逐一気をつけて行われました。まだファンの方の前でパフォーマンスする機会がないけど、その時のことを思うとわくわくしちゃいますね。でもまずは“再開できる”ということに感謝したいです」
ーまた、カップリングの『絶望の後で』もファンの間で話題になっている。「絶望の中で初めて本当に大切なものに気づく」というテーマ。MVでは本間日陽が標高1420mの二王子岳を登頂。曲の最後に解き放たれたかのように魂を爆発させるダンスパフォーマンスは圧巻なのです。
本間 「お家時間が長かったのでいきなりの登山は、ホントきつかったです(笑)。『絶望の後で』のメッセージは、メンバーとスタッフさんの思いが込められています」
ーそしていよいよNGT劇場公演も8月の再開に向けて準備を進めている。まずは、マスク、消毒、換気の徹底はもちろんのこと、当面は新潟県内在住者のみ入場可能。さらにパフォーマンス自体もソロや少人数ユニットでのセットリストになるようだ。
再開時期、入場制限についてなどの詳細は公式HPをチェックしてね。
7月21日に行われた「今後の活動に関する発表会」では劇場パフォーマンスの一部が披露されました
ーそして4人から「今後」の夢と意気込みを。
藤崎 「NGT48の魅力を伝えていきたいという思いがすごくあって。…私、もともとNGT48がすごく好きで、ファンとして劇場だったりイベントに行ってたんですよ。だからファン目線の話ができるんですね。だからファンの皆様に寄り添って、自分たちの気持ちを伝えられるんじゃないかと思ってます」
富永 「ちっちゃいもんくらぶの活動を頑張っていきたいと思っていて。ずっと前から考えていたのは、ホント、ごみ拾いでもいいので地域の活動をして、もっと新潟の皆様に信頼されるたいです。私は、長岡出身で地元の人もすごく応援してくれているのが励みになっている。だからこの度、バスケットBリーグのアルビレックスBBとNGT48が連携して活動していくことが決まって、本当に嬉しいんです」
本間 「私も(出身の)村上での活動を広げていきたいんですよ。今年はお祭りも全部中止になっちゃたけど、そんなときだからこそ伝えられる村上の魅力のいっぱいあるし、あと私は20歳を越えたので、村上の日本酒のおいしさも伝えられたらいいな。…私は初期メンバーとして加入させてもらって、先輩方が自分にしてくださったことがたくさんあって。本当に感謝しています。今度は自分が後輩に伝えていかなきゃいけないと思っています。NGTだからこそできる新潟での仕事がたくさんあると思うので、そのカタチを30人みんなで作っていきたいと思ってます」
ーそして最後は小越。彼女の公式プロフィールには「はるか村村長」とある。…???? 村長としての思いを語ってもらったら、とめどなくなっちゃいました。
小越 「はるか村という村があるんですけど、…メンバーのみんなも村民なんですけど…やっぱはるか村に住むのはいいなって思ってもらいたいし。やっぱり村民を増やしたいというのが今の思いです。…はるか村は「1回入ったら出れないよ」と私が言ったら、「じゃ様子見で」という方が多くて。それで仮村民というのを考えて、なのでぜひ入っていただきたくて、ぜひ入村をご検討ください。はるか村建築で家も建てていただきたいですし…」
ーと、謎のシメになってしまったので、村長の思い。そして藤崎、富永、本間の思いは動画でご確認下さい!