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新潟まつりの大民謡流しで佐渡おけさを踊ろう!【番外編:帰省して農作業したよ編もあるよ】

しなしな佐渡探しPART4【佐渡おけさ踊り隊】

  • 情報掲載日:2018.07.06
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

前回から1か月以上が過ぎてしまいました。

予告通りの亀更新(笑)の「しなしな佐渡さがし」。

佐渡出身の編集部・佐藤が新潟で見つけた、いろんな佐渡を紹介する連載コーナーでございます。

7月に入り、県内各地でお祭りムードになってまいりましたね。私が住む新潟市では、8月10~12日に「新潟まつり」が開催されます!

花火大会や神輿など様々な名物がありますが、その中でも熱く盛り上がるのが、10日に行なわれる大民謡流し多くの団体が、万代町から万代橋へと新潟甚句などの民謡を踊り繋ぎます。

実は毎年、佐渡おけさを踊る団体があるのですが、かなりの少人数。かつては、佐渡おけさがこの大民謡流しの中心であった時代もあったそう。そこでさらに参加者を増やし多くの人に楽しんでもらうべく、ある女性が立ち上がりました!

それがこちらの方。

右端が主宰の清水美帆さん。左は新潟市民謡連盟の先生方
右端が主宰の清水美帆さん。左は新潟市民謡連盟の先生方

東京出身で現在は神戸にお住まいの清水美帆さん。
どんな縁があって、この取り組みを始めたのでしょうか。

「親の実家が新潟市にあり、幼い頃から何度か新潟には遊びに来ていました。そして30代の頃に佐渡に旅行した際、宿で佐渡おけさを披露して頂き、実際に踊らせてもらったんです。そうしたら難しくて全く踊れず、どうしても踊れるようになりたいと火が付いちゃいました(笑)。そのあと東京でたまたま佐渡出身の男性と出会い、その方の奥様が民謡の先生だったので、すぐに習いに行きました。これはうれしい出会いでしたね!」

その先生の元で週に1回稽古をつけてもらい、3年ほど続けたそう。
そこから仕事の関係で、神戸に移り住み現在はご家族の事情で頻繁に新潟に訪れているとのこと。

「新潟で過ごす時間が多くなったので、楽しみを作ろうと思いいろいろ探していました。そんななか昨年、新潟まつりの民謡流しを見に行ったんです。極少人数で列の端っこで踊っているだけで、これにはショックを受けました。上野や池袋、川崎など関東にある佐渡のグループの民謡は参加人数も多く、活発に活動しています。なのに地元である新潟県でこんなに下火になっているとは危機感を覚えました。せっかく素晴らしい佐渡おけさがこのままでは、廃れてしまうのではないかと。そこで始めたのが、この『佐渡おけさ踊り隊』でした」

私も子供のころ、学校のイベントや所属していた民謡クラブで習っておりましたが、十年以上たってしまった今、一人では踊れないという、恥ずかしい状態・・・。(小木おけさは踊れるよ!)

ということで、清水さんは新潟市民謡連盟に駆け込み、この思いを先生方に伝え、指導をお願いできないかと直談判しました。そして、全3回の練習で直接指導をしてくださることになったのです!

その情報を聞きつけ、1回目の練習日にお邪魔しました。

この日参加したのは、全8名。

ご家族が佐渡にゆかりのある方、踊りを習っていて佐渡おけさに興味がある方など参加理由はさまざま。

練習風景はこのような感じ。

まずはやってみようということで、先生の真似を・・・
まずはやってみようということで、先生の真似を・・・

「ひ~らいて、ひとつ。ひ~らいて、ふたつ・・・」
といったように、拍手や足と手を動かす順番をまず、曲をかけずに先生の掛け声に合わせて踊りました。

「伸ばす腕はまっすぐ肩の高さ、慣れてきたら波を打つように滑らかに手を動かしていきましょう」ときれいに見えるコツも教えて下さいました(∩´∀`)∩

本来は輪踊りの佐渡おけさですが、本番は縦に流していくのでターンする際の足の運び方が違い、みなさん苦戦していました。せっかくなので私も参加させて貰いました。しばらくやっていると、汗がじんわり。意外といい運動になるのです。
引き締まれ~私の体(切実)。

今度は、曲に合わせて輪になって踊ります。
曲がかかると、佐渡のムードが一気に高まります。

皆さん、1時間ほどで大分上達!
先生も太鼓判を押していました(^^)/
そして、祭り当日は新潟甚句も踊るということで、ちょこっとだけ踊ってみることに・・・・・。

私・・・・・・・・。

実は・・・・・・・。

 

 

新潟甚句踊ったことがないんです( ;∀;)!!!!!!!!

あの軽快な曲調に、あのステップ。
なにこれ、踊れない。
無駄にバタバタしてる女がひとり・・・。
悔しい~~~~~~~!
めげずにやっていたら、少しはマシになりました。
(けど、翌日にはもう忘れるんだろうな・・・)

意外な壁に遭遇してしまった。

でも、踊れると楽しい!

「そうなんです。やっぱりできると楽しいんですよね。興味がある方、初心者だろうがベテランだろうが参加大歓迎です! みんなで一緒に踊りましょう」と清水さん。

次の練習予定はこちら

[練習について]

日時:7月19日(木) 19時~20時半頃

場所:新潟市音楽文化会館

参加費:無料

駐車場:あり(駐車券が発行されます)

問い合わせ

TEL:090-1555-0744(清水)

MAIL:mihoshimizu@docomo.ne.jp

※3回目の練習は8月8日を予定。祭り当日の着物のレンタルや着付けを格安で受けられるというサービスもありますよ。詳しくは練習参加時、または上記にお問い合わせを。

新潟市音楽文化会館
新潟市音楽文化会館

そして、今回は番外編もあるのです。
長い・・・。疲れた・・・。という方は、ひと休みしてください。

ということで、勝手に進めます!(笑)
じゃじゃん!!

※案山子ではありません
※案山子ではありません

少し前になりますが、ゴールデンウィークに佐渡の達者集落で田植えをしてまいりました。

(新潟本土で佐渡を見つけるとか言って、早速帰ってるじゃないかという鋭いツッコミはご容赦ください)

お世話になったのは、地域おこし協力隊の金泉地区担当の小林美由紀さん。

左が地域おこし協力隊の小林美由紀さん
左が地域おこし協力隊の小林美由紀さん

達者のおいしいお米と美しい景色のことは大分前から聞いており、とても興味があったので、せっかくならばと田植えを願い出たのであります。
農家の坂本さんご夫妻の田んぼをお借りして、田植えの仕方をいろいろ教えて頂きました!

「この先端がオレンジ色の棒を目印に合わせるとまっすぐに進むよ」と坂本さん。ふむふむ。頭ではわかっているものの、感覚がつかめず初めは苦戦
「この先端がオレンジ色の棒を目印に合わせるとまっすぐに進むよ」と坂本さん。ふむふむ。頭ではわかっているものの、感覚がつかめず初めは苦戦
ちょっと慣れて調子に乗っているの巻。初めての田植え機に興奮!
ちょっと慣れて調子に乗っているの巻。初めての田植え機に興奮!

田植えって頭使う~。キレイに区画された田んぼじゃないから、湾曲した部分を無駄なく使うために田植え機をどう操作するかがすごく勉強になりました。農家さんはすごい。

そしてなにより・・・

風が気持ちい~~~!

景色よすぎ~~!

棚田の景色って皆さん見たことある方も大勢いらっしゃるかと思いますが、田んぼのど真ん中で、しかも田植え機に乗った目線で見る光景は各段に素晴らしいのですよ。これは感動。

そして、やっとこさ一枚の田んぼを植え終えたところでランチタイム。

なんと奥様が、おにぎりや煮物をこさえてくださいました(∩´∀`)∩

うっひょ~~~~!
うっひょ~~~~!

ひと仕事終えて、青空のもとで食べるこのご飯はおいしいに決まってます!
地元産のお米のおむすび、おいしい。煮物最高。

こんな幸せな体験をさせてくださった、小林さん、坂本さんご夫妻に感謝です。
ありがとうございました!
なお、夜は相川の街に繰り出しおいしいお酒と料理を堪能しました。
次の番外編は、稲刈りかも!?

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