全国的に新型コロナウイルス感染症の第三波と呼ばれる感染者増加が続き、毎日のように感染者発生やクラスター発生の報道がなされている昨今。
その新型コロナウイルス感染症に負けずに現場で踏ん張る人たちを応援しようと、新潟青年会議所が「ブルーエール プロジェクト」と銘打ち、SNS上でエールを送るキャンペーンを実施します。
これまでも「ブルーライトアップ」などといった医療関係者への応援メッセージ発信を行なってきた新潟青年会議所ですが、新潟県内でも介護施設や教育現場、さらには私たちの生活を支えるために働く人たちの現場でもクラスター発生が見られるようになった今、それでも社会を支えるために現場で踏ん張る人たちにエールを送るべきタイミングだと判断したようです。
その背景には、現場で起こっていることへの無関心や、偏見、誹謗中傷などがあるようです。クラスターが発生した現場でまだ働いている人がいることを知らなかったり、感染リスクを背負って現場対応に当たっているスタッフに心ない言葉が向けられたり、そんな現状があるといいます。
病院など医療の最前線で働いている方はもちろん、福祉施設、学校、スーパーなど、新型コロナウイルスに負けずに、現場で踏ん張り、社会を支えている人たちの現状を少しでも多くの市民に理解してもらい、そういった方々にエールを送る必要があるのではないかと考え、今回のキャンペーンを行なうことにしたそうです。
このキャンペーンは、上記趣旨にご賛同いただいた皆さんに、青いものを身に付けた写真や動画をSNSに投稿してもらい、現場で踏ん張る人たちへのエールを添えてもらう、というもので、ハッシュタグは「#ブルーエールにいがた」「#現場で踏ん張るみんなにエールを」を使用して欲しいとのことです。
いつ投稿してもOKですが、新潟青年会議所では「クリスマスをエールの青で彩りたい」とのことで、12月24日を投稿のピークにしたいとアナウンスしています。
12月21日には、このプロジェクトの趣旨と現場で踏ん張る人たちの現状について説明する「公開記者説明会」が行なわれました。その模様を収めた動画も、下記HPでチェックできますので、あわせてご覧ください。
今こそ、現場で踏ん張る人たちへエールを!
誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性がある中、非難ではなく応援のメッセージが、現場で踏ん張る人たちの希望や心の支えにきっとつながるのではないでしょうか。