2026 年の干支は「午」。
さらに 60年に一度めぐる丙午(ひのえうま)の年です。
「午」は 前進や飛躍、物事の切り替わりを、「丙」は弱々しい芽が成長して茎を持ち上げて大いに成長す る様子を意味するそう。
どちらも「陽の火」の属性であり、これらが重なる丙午は、活発で行動力があり、情熱や変化を象徴する年とされています。
また、同じ属性を重ねた暦を比和(ひわ)といい、同じ気の重なりによって悪い場合はますます悪くなり、 よい場合はますますよくなるとされているのだとか。
「せっかく なら運気が上がる一年にしたい!」となれば、「干支詣」へ出かけてみてはいかがでしょうか? 干支にまつわる神社を参拝するとご利益が増すという習わしがあるんです。
県内にある、午にまつわる3つの神社をご紹介します。
①金峯神社|長岡市
境内に2頭の「神馬像」が鎮座
金峯神社で毎年7月15日に行なわれる『流鏑馬 神事』は、平安時代に源義家が奥州討伐の際、戦勝を祈願して流鏑馬を奉納したことが始まりとされ、 千年以上経った現在でも受け継がれている伝統行事。
この由緒から、古来より馬を神様の使いとして崇め、境内には2頭の神馬像が配されています。
初代の像は戦時中に失われたが、地域の人々がかつての姿を残そうと寄付を募り、約50年前に現在の神馬像が再建されました。
EVENT『流鏑馬神事』
毎年7月15日に開催。
参道を馬が駆け抜け、走りながら的を射る勇壮な神事で、長岡市の無形民俗文化財に指定されています。
DATA
金峯神社
- 住所
- 長岡市西蔵王2-6-19
- 電話番号
- 0258-32-2337
- 駐車場
- 40台
- リンク
-
金峯神社 ウェブサイト
-
②彌彦神社|弥彦村
国登録有形文化財の建物内に佇む神馬
参道を進み、二の鳥居のそばに佇む神馬舎(しんめしゃ)。
古来より神様の乗り物とされる神馬を安置するための神聖な場所です。
かつては生きた馬を神馬としていましたが、現在は実物大の木造白馬の神馬像が納められています。
国の登録有形文化財に指定されたこの建物は昭和7年に建てられたもので、その重厚な建築美も見どころ。
筋肉の質感や表情まで精巧に表現された神馬像は、今にも動き出しそうなほどの生命感にあふれています。
DATA
彌彦神社
- 住所
- 弥彦村弥彦2887-2
- 電話番号
- 0256-94-2001
- 駐車場
- 1,000台
- リンク
-
彌彦神社 ウェブサイト
③鳥坂神社(とっさかじんじゃ)|胎内市
馬頭観音と呼ばれる、馬にまつわる貴重な神社
鳥坂山を背負うように鎮座する鳥坂神社は、馬頭観音とも呼ばれ、五穀豊穣と牛馬の守護として有名。
かつて胎内市下赤谷集落では農耕に馬が使われており、例祭日であり、「農耕の始まりの日」とされている4月18日になると農家は馬とともに参拝に訪れ、新しい一年の平安を祈願していたといいます。
無人の神社で、普段は神秘的な雰囲気が漂いますが、例祭日には伝統行事『シャングシャング馬』が行なわれ、賑わいを見せます。
なお、御朱印の領布は行なっていません。
EVENT『シャングシャング馬』
毎年4月18日開催。
美しいくらを付けたシャングシャング馬が、鈴を鳴らしながら集落を練り歩き、鳥坂神社までの坂を駆け上ります。
DATA
鳥坂神社
- 住所
- 胎内市下赤谷152
- 電話番号
- 0254-47-2832(大藏神社)
- 駐車場
- なし
この情報は、月刊にいがた2026年1月号に掲載されたものです。

