嵐渓荘は木々に囲まれた渓流沿いに佇む、三条市・越後長野温泉の宿です。
ヒメサユリが顔を出したり、水浴びができたり、冬にはライトアップされた豪快な雪景色を見られたりと、この場所ならではの四季の移ろいを感じることができます。

源泉は日本屈指の濃厚な強食塩冷鉱泉。
やわらかい肌触りのぬるま湯で、浸かるとお湯が肌にまとわりついてくるような感覚が心地よく、ゆったりと長湯ができます。

館内には、国登録有形文化財の本館・緑風館、開放的な大きな一枚窓から川の流れや木々を眺められる渓流館、テラス付きの洋和室・翠悠館があります。

2022年にリニューアルした翠悠館は、ほかの2棟とは少し離れた反対側の棟に位置。

翠悠館は12.5畳が2室、20畳が1室の計3部屋で構成。
さまざまな植物が生い茂る中庭に面した廊下を抜けて部屋に入ると、正面には木々が立ち並ぶ風景が一面に広がり、緑に囲まれた静寂なひとときを過ごすことができます。

料理に使われる食材は地元で採れた旬のものがメイン。
湧き水を使って熟練の板前が丁寧に調理を行ないます。
鯉のあらいやゼンマイの一本煮など、創業当時からの名物が並ぶ定番の『山里会席』をはじめ、春は山菜、夏は鮎、秋は松茸、冬は鍋が揃う『季節会席』と、質にこだわった平日限定の『美味厳選』、いずれも滋味深い料理が好評です。

この情報は、月刊にいがた2025年12月号に掲載されたものです。