新潟市古町エリアにある西堀ローサ。
7番町側の一番端っこにあるのが、よろっtoローサです。
フリースペースとして自由に入ってくつろぐこともできますが、講座やトークショー、音楽ライブ、寄席などの会場として利用され、日々賑わいを見せています。

この中に「書店」ができたという噂を聞きつけ行ってきました！

それがこちら、めぐる本屋です。
店内奥の棚を利用して、100冊ほどの本が並べられています。

めぐる本屋は、寄付された本を誰でも無料で持ち帰れる「寄付型書店」です。
読み終わった本を次の誰かに読んでもらうことで、本が人から人へとめぐっていくというコンセプトをもとに運営されています。

めぐる本屋では、本を持ち帰ることができるのみならず、本の寄付をすることもできます。
新品・中古問わず、読み終わった本や、もう一度誰かに読んでもらいたい本の寄付を随時受け付けています。

現在は文庫本中心のラインナップ。
しかも状態のよいものばかりなのには驚きました。
勝手に絵本が多いのかな、なんて思っていたら、絵本は人気があり、並ぶとすぐにもらわれていってしまうのだそうです。

棚には真っ白なしおりが置かれていて、その本についての紹介や、寄付した人がその本に対してどんな思いを寄せているのかなどをメッセージとして書き込み、寄付した本に挟んでおくこともできます。
新たな読者にとっても、普通に読むだけではなく、その本の背景や寄付した人の気持ちを感じながら読書体験ができるというのがいいですよね。


営業時間はよろっtoローサと同じ12：00～17：00（土・日曜、祝日は10：00～19：00）、水曜定休です。
時間内であればだれでも自由に本を手に取って読んだり、持ち帰ったりすることができます。
寄付も営業時間中随時受付。
よろっtoローサのスタッフさんにひと声かけてくださいね。