春日山神社
戦国時代の名将・上杉謙信公の居城として知られる春日山城跡は、国の指定史跡として日本百名城のひとつにも数えられています。
その城跡内にあるのが、明治34年に上越ゆかりの童話作家・小川未明の父である澄晴によって創建された春日山神社。
御祭神には、武神・毘沙門天を崇拝したといわれる謙信公が祀られています。
「武田信玄と勝敗がつかなかった川中島の戦いや、ほかの戦でも負け知らずとされていた謙信公は、戦において利益よりも義の心を重んじてきました」と宮司の風間常樹彦さん。
卑怯な手は使わずに、知的で戦上手だったことから、勝負事に挑むスポーツ選手や受験生などが必勝祈願に訪れることが多いそうです。
また、学問の神様・菅原道真公と商売繫盛の神様・岩屋大黒天もあわせて祀られています。
春日神社
今から約1,100年前に春日山の頂上に創建された春日神社は、その100年後に戦国武将・上杉謙信が春日山城を造築した際に現在の場所に遷座しました。
謙信公も戦の前には戦勝祈願のために訪れていたと言われています。
奈良県にある春日大社の分霊が祀られており、全国にある春日神社のなかでもっとも古い神社とされています。
勝負運、厄除け、商売繫盛など多くの御利益があることでも知られているので、思い思いの願いを込めてお参りしてみてください。
DATA
春日山神社/春日神社
- 住所
- 上越市中屋敷1743(春日山神社)
上越市春日18(春日神社) - 電話番号
- 025-525-2010(春日山神社、春日神社共通)
- 駐車場
- 30台(春日山神社)
40台(春日神社)