よしもと新潟住みます芸人・いっすねー!山脇が、新潟県内の市町村長を訪ね、一緒にそのまちのいいところを紹介する『いっすねー!山脇の「ニイガタいっすねー!」』。
今回は、脇川善行村長が粟島浦村をご案内!
「僕が生まれたこの島の空を僕はどれくらい知っているんだろう~」♪
さぁ、夏がビギンするぞー!!
今年の夏は島で思いっきりはしゃぎたい!
ということで、ひと足先に粟島浦村へ!
『島人ぬ宝』を口づさみながら岩船港から粟島汽船で出発!
島では満面の笑みの脇川村長がお出迎え。
「どうしても山脇さんに体験してもらいたいものがあって!」と連れて行かれたのがあわしま牧場。…うん? ビーチではなく牧場!? どんな動物に出会えるんだろう!?
「ここではお馬さんに会えるだけでなく、乗馬ができるんだよ! やってみる?」
もちろんOK牧場!
乗馬は初めてだし、乗るのはきれいな白馬!
白馬の王子様になるにしてはおじさんすぎるよと緊張する僕に「大丈夫だよ」といわんばかりの白馬の人懐っこさと上品ならぬジョウヒヒーンさ!
凛々しい背中にいざ乗ると、高くなった目線に広がる粟島の海が絶景!
白馬が颯爽と歩くたびに当たる海風が心地いいっすねー!
「山脇さーん! 白いパンツにピンクのシャツ、ジョッキーみたいでカッコいいよー!」
そうおだてる脇川村長に僕の馬券買ってくださいねー! と思わず叫んでしまいました!
次の目的地に向かう途中、石碑が密集しているパワースポット板碑でパワーをいただき、到着したのは食堂あわしまや。
店内は昔ながらの定食店というような雰囲気にほっこり。
ラーメンでも出てくるのかと思いきや、ボコボコとマグマのように弾ける汁物が!
「粟島名物わっぱ煮だよ。ここで捕れたお魚にアッツアツの石が入っているんだ! 熱いからレンゲで石を取って食べてね」。
いやいや、このアッツアツのまま食べさせてくれと芸人魂にも熱が入り、煮え立つわっぱ煮をひとくちすすると…アツーーー!! いやしかし、うまぁー!!!
やさしい味噌の風味と、石で熱されたおかげで魚の香ばしさが口いっぱいに広がる!
あまりのおいしさに笑い声もワッパッパー!
「昔は釣り場に味噌とご飯だけ持って行って釣った魚でわっぱ煮を作ってその場で食べる! これが粟島の伝統料理なんだよ! 釣れなかったらわっぱ煮はなしだけどね!」と笑いながら話す村長に、一か八かに弱い僕は食堂あわしまやがあってよかったとひと安心!
わっぱ煮のほかにもお刺身も焼魚も、そして地元食材も、とっても新鮮でおいしかったー!
お腹も心も満たされ帰ろうとすると、粟島直売所ばっけ屋に駆け込む村長。
「熱いお口をこれで冷やして! 粟島の枝豆・一人娘を使っているんだよ」と、お土産にくださったのは『づんだあいす』。
一人娘のおいしい香りと枝豆の食感がクセになる!
二人息子のパパである僕もうなるうまさ!
「夏はぜひ粟島に来てほしいね! 本当に海が気持ちいいんだ! キャンプ場もあるし、思いっきり粟島を楽しめる季節がくるね!」と終始笑顔の脇川村長の粟島愛もアッツアツ!
牧場もわっぱ煮も『づんだあい』すも!
それが粟島人ぬ宝~~♪