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【今月の気になる】休業中の銭湯に再建の動き!新潟市と三条市に立て続けに3軒がオープン

  • 情報掲載日:2024.05.31
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

編集部が気になる話題を取材する『今月の気になる!!』。

今回は休業から再建を果たした3軒の銭湯をご紹介します。

古きよき銭湯文化を
異業種が受け継ぐ

建物の老朽化や後継者問題から廃業してしまう銭湯が相次ぐなか、新潟で営業を休止していた3つの老舗銭湯が再建を果たしました。

三条市にある泉乃湯はカフェや宿泊施設を営む今井将智さんと美容師兼4代目の小泉允彦さん、新潟市江南区の小松湯は新潟駅前の焼鳥居酒屋で店長を務めていた森山章さん、新潟市西区の旭湯は建設業に従事する稲森光太郎さんと、どの銭湯もまったくの異業種の人たちが手掛けています。

地域コミュニティの場としても古くから親しまれてきた銭湯文化に今一度触れてみてはいかが?

泉乃湯(いずみのゆ)|三条市

女湯(写真)には天使、男湯には鹿がモチーフのモザイク画が
女湯(写真)には天使、男湯には鹿がモチーフのモザイク画が
新しいはっぴをまとい、銭湯や地域の魅力を語る今井さん
新しいはっぴをまとい、銭湯や地域の魅力を語る今井さん

泉乃湯(いずみのゆ)の創業は1926年。「地域の人から愛されてきた銭湯を復活させたい」という4代目・小泉允彦さんの思いから、株式会社下田村の村長・今井将智さんやボランティアの協力を得て、今年の4月に営業再開を果たしました。

創業当時の姿をそのまま残した館内は、昭和の古きよき雰囲気。地元の工場で発生する廃材を燃やして沸かすお湯はまろやかで、ひとたび浸かれば体の芯からポカポカになれます。

新調した白いのれんが出迎えてくれる。左が女湯、右が男湯
新調した白いのれんが出迎えてくれる。左が女湯、右が男湯
自然と会話が生まれるよう、脱衣所にはイスを複数設置
自然と会話が生まれるよう、脱衣所にはイスを複数設置

DATA

泉乃湯(いずみのゆ)
住所
三条市林町1-6-18
電話番号
0256-33-1127
営業時間
17:00~20:30
休み
月・火・木・土曜
料金
中学生以上480円、小学生150円、幼児70円
駐車場
12台
リンク
泉乃湯 Instagram

小松湯(こまつゆ)|新潟市江南区亀田

浴室にある大きな背景画は新潟の絵師・八木勝喜氏によって描かれたもの
浴室にある大きな背景画は新潟の絵師・八木勝喜氏によって描かれたもの

小松湯(こまつゆ)は新潟市江南区で唯一の銭湯。薪を燃料にした昔ながらのスタイルで、やわらかなお湯が特徴です。日々の疲れを癒す超音波気泡マッサージ風呂のほか、低温で体への負担が少ない湿室サウナも完備。また、新たに併設された休み処では、店主・森山章さんが焼く焼鳥を1本140円から味わえます。

江南区亀田の本町四交差点の角。温泉マークの看板が目印
江南区亀田の本町四交差点の角。温泉マークの看板が目印
代金の支払いは脱衣所中央にある番台で
代金の支払いは脱衣所中央にある番台で

DATA

小松湯(こまつゆ)
住所
新潟市江南区亀田新明町2-6-24
電話番号
025-250-0666
営業時間
10:00~21:00
休み
月曜
料金
大人(中学生以上)480円、小学生150円、幼児70円
駐車場
6台

旭湯(あさひゆ)|新潟市西区内野

木のぬくもりあふれる浴室。6月にはサウナも常設される予定
木のぬくもりあふれる浴室。6月にはサウナも常設される予定

旭湯は70年以上にわたり番台で看板娘を務めてきた朝妻キヨさんの引退を期に閉業しましたが、建設業を営み、各地の銭湯をめぐることを趣味とする稲森光太郎さんが後継者となり営業を再開。タイルから耐震に強い木の浴室へと改装し、洗い場はコミュニケーションが生まれるよう、あえて隣との距離を近く設置しています。

歴史を感じる松竹鍵の下駄箱はそのまま
歴史を感じる松竹鍵の下駄箱はそのまま
浴室の改装にあわせ、脱衣所もシンプルなデザインに修繕
浴室の改装にあわせ、脱衣所もシンプルなデザインに修繕

DATA

旭湯(あさひゆ)
住所
新潟市西区内野町1072-2
電話番号
なし
営業時間
16:00~22:00(土・日曜、祝日は9:00~)
休み
無休
料金
480円(サウナ+400円)
駐車場
3台

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