「フットパス」という言葉、ご存知ですか？
初めて耳にする人が多いのではないでしょうか？

イギリスに「フットパス」と呼ばれる公共の散歩道があります。総延長22.5万キロで、イギリス全土に網目のように張りめぐらさせているんです。ウォーキングが好きなイギリス人にとって「フットパス」は、歩きながら自然を楽しむ場であり、自然回帰のために必要な文化となっているんです。よって「フットパス」とは、イギリスで発祥した 「歩くことを楽しむ 」ウォーキングレジャーなのです。

そんな「フットパス」、実は南魚沼市にも存在します。
その名も「浦佐のフットパス」。

魚沼地域のどこにでもあるような里山と農村をゆっくりめぐってもらうために作られているコースで、全部で5コース作られることが計画されています。毘沙門堂を経由し旧三国街道、そして河岸段丘から絶景を眺めることができるメインコース「旧三国街道コース」は令和2年10月にオープンしていますが、残りの4コース（西山旧市街地コース、農村ミュージアムコース、三十三番観音様コース、山城跡を巡るコース）は順次オープンという予定となっていました。

そしてついにメインコースに続き、残り4コースのひとつ「西山旧市街地コース」がオープンしました！

このコースは裸押し合い大祭で有名な浦佐毘沙門堂を中心に、三国街道の宿場町、魚野川の舟運中継地の面影が残る浦佐の街並み、雪国の暮らしや文化、地域の方とのふれあいなど、門前町として栄えた浦佐地域をまるごと楽しめるコースとなっています。全長約4.3キロ、所要時間約2.5時間。晴れた日の秋のおでかけにちょうどいい距離と時間ですね。

【浦佐フットパス】
●旧三国街道コース
●西山旧市街地コース
●農村ミュージアムコース
●三十三番観音様コース
●山城跡を巡るコース
→コースの詳細はコチラからご確認ください

「フットパス」を楽しむには『コースマップ』を購入し、指定されたコースに沿ってゆっくりウォーキングしてみてください。1冊400円で南魚沼市浦佐地区にある取り扱い店舗にて販売してます。また、地域ガイドによる案内（要予約）を利用すればより一層楽しむことができます（詳しくはコチラ）。それとフットパスを楽しんだ後は、ぜひ南魚沼の食も堪能してみてくださいね。

昔からのありのままの風景を楽しめる「浦佐のフットパス」。
この秋の行楽にぜひ利用してみてください！