日本三大薬湯として有名な松之山温泉。
およそ1200万年前の地殻変動によって閉じ込められたとされる化石海水が起源だそう。
薬品(ヨウド臭、中にはアイラ島モルトという人もいる)に似た香りを放つ湯には温泉基準値の15倍の成分が含まれており、古くから人々を癒してきました。
そんな温泉街のなかでも人気旅館、ひなの宿ちとせは、「里山の温泉宿で湯治文化に触れる」ことをテーマに、源泉掛け流しの露天風呂や温泉熱調理の『湯治豚』、地元産の食材を中心とした里山料理が堪能できます。
湯上り処での限定サービスで『湯治玉子』と『地酒』と『アイスキャンディー』なども味わえます。
温泉は大きく3タイプあり、松之山の四季を感じる開放感な源泉かけ流しの露天風呂、月見の湯。
魚沼地方でつくられる雪洞“ほんやら洞”から名づけられ、冬になると分厚い雪の壁で覆われる露天風呂を備えた大浴場、ほんやらの湯。
源泉かけ流しの名湯がプライベートで満喫できる貸切風呂の、山の湯・里の湯があります。
さらに誰にでもやさしい旅館づくりを目指し、10年前のリニューアルを機にユニバーサルデザインを取り入れました。
館内は、ロビーから客間まで全館畳敷きになっています。
この開放的なフロアは、その昔、すねに巻いた脚絆(きゃはん)を取る「はばき脱ぎ」と呼ばれる松之山エリアの昔の風習からヒントを得たそう。部屋から浴場に裸足で気軽に行きやすいと好評です。
玄関には雨や雪に濡れない車寄せとスロープを完備するほか、車イスの貸し出しも行なっています。
さらに2022年4月には宿の向いに、湯治BARをオープンしました。
お散歩ついでやお風呂上りに地元クラフトビールや松之山オリジナルボタニカル、ブラックシンボルにちなんだシェリー酒が楽しめます。
また、地元産の間伐ブナやナラの薪釜料理も味わえますよ!
「十日町にゆかりがあるもの、十日町の食材など、ひとつひとつこだわって選んだものを提供しています」と、店長の政道さん。
政道さんが語る松之山の貴重な話を聞きながら味わいたいですね!
ひなの宿ちとせで、十日町の文化を思う存分満喫してください!
DATA
ひなの宿ちとせ
- 住所
- 十日町市松之山湯本49-1
- 電話番号
- 025-596-2525
- 料金
- ちとせプラン 17,600円~(入湯税・サ込、2名利用時の1名料金)
- リンク
- ひなの宿ちとせ ウェブサイト
- 備考
- チェックイン 14:00
チェックアウト 10:00