十日町市と津南町を合わせた越後妻有地域を舞台に20年続く世界最大級のアートと里山の祭り『越後妻有 大地の芸術祭2022』。
約760平方キロメートルにも及ぶ広大な里山に、世界中のアーティストが手掛けた多彩な作品が展示されます。
月刊にいがた編集部が選んだ、今年の芸術祭の目玉となる作品をご紹介します!
※『越後妻有 大地の芸術祭2022』作品紹介のなかで、特に記載のない作品は、11月13日(日)までの10:00~17:00(10・11月は10:00~16:00)に公開されています。火・水曜は「休祭日」となります
十日町エリアとは?
越後妻有地域のなかでもっとも広い面積を誇る十日町エリア。
まずはここを出発地点にしてアート散策に繰り出そう!
さっそく十日町エリアの作品を紹介していきますよ!
【新作】T428 農具の時間/河口龍夫
この地域の農夫が長年使用し、納屋に眠っていた古い農具を作品に生まれ変わらせました。
地域の人々が実際に農具を振るっている姿をトレースし、吊り下げた状態で展示されています。
実際に農具に触れることもできますよ。
DATA
農具の時間/河口龍夫
- 住所
- 十日町市下条1-324 旧上新田公民館
- 営業時間
- 10:00~17:00(~7月29日金、9月5日月~11月13日日は土・日曜、祝日のみ)
- 料金
- 一般500円(作品鑑賞パスポート提示で1回入館可)
T067 アスファルト・スポット/R&Sie 建築事務所
ゆがんでいたり、ねじれていたりとダイナミックな動きがある駐車場。
平らな部分には実際に駐車できます。
田んぼと遠くの山並みという自然豊かな景色と、アスファルトという人工物のコントラストを感じてみて。
DATA
アスファルト・スポット/R&Sie 建築事務所
- 住所
- 妻有大橋周辺
【新作】T422 琴線/富田紀子
かつて織物産業で栄えた十日町で使われていた古い織機を再び動かすことでまちが動き、活力に満ちることを表現。
「静の中の動を、空間とともに感じてもらいたい」と富田さん(上写真)。
撚糸工場を会場に作品を展示しています。
DATA
琴線/富田紀子
- 住所
- 十日町市稲荷町2-70-23 十日町市街 高三商店
- 営業時間
- 7月23日(土)~8月28日(日)10:00~17:00
- 料金
- 一般300円(作品鑑賞パスポート提示で1回入館可)
今年の芸術祭のポイントはココ!
全333点、38の国と地域263組のアーティストが参加
過去に公開された210点に、新作または新展開される123点を合わせた333点が公開されます。
なお38の国と地域263組の参加アーティストのうち、新作を手掛けるのは13の国と地域95組。すごい数だ!!!
過去最長、全145日の開催期間
これまでは夏の50日間ほどでしたが、4月から11月まで全145日間の開催に。
春の企画展や夏期間のみの公開など、期間が限定されている作品もあるので、何度も足を運んで芸術祭を楽しもう!
一日の始めに検温スポットに立ち寄ることが必須!
新型コロナウイルス感染拡大予防対策のため、エリア内の「検温スポット」で検温や体調確認、マスク着用確認後、作品鑑賞に必要なリストバンドを配布します。
リストバンドがないと作品会場に入場できないので注意!
マナーを守って、安全安心、楽しく芸術作品を鑑賞しましょう★
DATA
越後妻有 大地の芸術祭 2022
- 料金
- 作品鑑賞パスポート:一般4,500円、高校・専門・大学3,500円(~7月29日金は早期割一般3,500円、高校・専門・大学2,500円)、中学生以下無料 ※清津峡渓谷トンネル内作品、北越急行線内作品はパスポート提示で一般のみ割引あり。有料イベントは別料金(パスポート提示で割引あり)
個別鑑賞券:300円~ ※各作品または施設窓口で購入 - 問い合わせ先
- 大地の芸術祭実行委員会事務局
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-757-2637
- リンク
- 越後妻有 大地の芸術祭 2022 ウェブサイト