十日町市と津南町を合わせた越後妻有地域を舞台に20年続く世界最大級のアートと里山の祭り『越後妻有 大地の芸術祭2022』。
約760平方キロメートルにも及ぶ広大な里山に、世界中のアーティストが手掛けた多彩な作品が展示されます。
月刊にいがた編集部が選んだ、今年の芸術祭の目玉となる作品をご紹介します!
※『越後妻有 大地の芸術祭2022』作品紹介のなかで、特に記載のない作品は、11月13日(日)までの10:00~17:00(10・11月は10:00~16:00)に公開されています。火・水曜は「休祭日」となります
十日町エリアとは?
越後妻有地域のなかでもっとも広い面積を誇る十日町エリア。
まずはここを出発地点にしてアート散策に繰り出そう!
さっそく十日町エリアの作品を紹介していきますよ!
【新作】T431 意識と自然の探索/井橋亜璃紗
植物や生き物など、過去から現在まで時代によって変化する越後妻有の自然の姿を組み合わせたテキスタイルプリント作品。
鮮やかな色彩で現実には存在し得ないインパクトのある非現実的な別世界へいざないます。
DATA
意識と自然の探索/井橋亜璃紗
- 住所
- 十日町市下条4-281-5 十日町市利雪親雪総合センター
- 営業時間
- 10:00~17:00(~7月29日金、9月5日月~11月13日日は土・日曜、祝日のみ)
- 料金
- 一般300円(作品鑑賞パスポート提示で1回入館可)
T173 鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館/田島征三
廃校になった旧真田小学校を舞台に、実在する最後の生徒3人を主人公に絵本のような空間を構成。
常設展に加え、「生きもののケハイのする美術館」をイメージした新作を、春と夏秋の企画展で紹介します。
DATA
鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館/田島征三
- 住所
- 十日町市真田2310-1 旧真田小学校
- 電話番号
- 025-752-0066
- 営業時間
- 10:00~17:00(10・11月は~16:00)
- 料金
- 一般800円(作品鑑賞パスポート提示で3回まで入館可)
【新作】T409 JIKU #013 HOKUHOKU-LINE パノラマティクス/齋藤精一
ほくほく線の美佐島駅を舞台に地点と地点を結ぶことの尊さやエネルギーを表現。
特別列車に設置された照明装置で直線のトンネルが音と同期して照らされる光景は、乗車した人だけが鑑賞できます。
DATA
JIKU #013 HOKUHOKU-LINE パノラマティクス/齋藤精一
- 住所
- 北越急行ほくほく線 美佐島駅
- 電話番号
- 025-750-1251(北越急行。平日9:00~18:00のみ)
- 営業時間
- 北越急行ほくほく線利用者限定。特定日に1日4便(要予約)
- 料金
- 一般700円(作品鑑賞パスポート提示で500円)、中学生以下400円※別途乗車賃必要
今年の芸術祭のポイントはココ!
全333点、38の国と地域263組のアーティストが参加
過去に公開された210点に、新作または新展開される123点を合わせた333点が公開されます。
なお38の国と地域263組の参加アーティストのうち、新作を手掛けるのは13の国と地域95組。すごい数だ!!!
過去最長、全145日の開催期間
これまでは夏の50日間ほどでしたが、4月から11月まで全145日間の開催に。
春の企画展や夏期間のみの公開など、期間が限定されている作品もあるので、何度も足を運んで芸術祭を楽しもう!
一日の始めに検温スポットに立ち寄ることが必須!
新型コロナウイルス感染拡大予防対策のため、エリア内の「検温スポット」で検温や体調確認、マスク着用確認後、作品鑑賞に必要なリストバンドを配布します。
リストバンドがないと作品会場に入場できないので注意!
マナーを守って、安全安心、楽しく芸術作品を鑑賞しましょう★
DATA
越後妻有 大地の芸術祭 2022
- 料金
- 作品鑑賞パスポート:一般4,500円、高校・専門・大学3,500円(~7月29日金は早期割一般3,500円、高校・専門・大学2,500円)、中学生以下無料 ※清津峡渓谷トンネル内作品、北越急行線内作品はパスポート提示で一般のみ割引あり。有料イベントは別料金(パスポート提示で割引あり)
個別鑑賞券:300円~ ※各作品または施設窓口で購入 - 問い合わせ先
- 大地の芸術祭実行委員会事務局
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-757-2637
- リンク
- 越後妻有 大地の芸術祭 2022 ウェブサイト