十日町市と津南町を合わせた越後妻有地域を舞台に20年続く世界最大級のアートと里山の祭り『越後妻有 大地の芸術祭2022』。
約760平方キロメートルにも及ぶ広大な里山に、世界中のアーティストが手掛けた多彩な作品が展示されます。
月刊にいがた編集部が選んだ、今年の芸術祭の目玉となる作品をご紹介します!
※『越後妻有 大地の芸術祭2022』作品紹介のなかで、特に記載のない作品は、11月13日(日)までの10:00~17:00(10・11月は10:00~16:00)に公開されています。火・水曜は「休祭日」となります
松代エリアとは?
まつだい駅を中心にほくほく線が東西に走る松代。
周囲を山々に囲まれた丘陵地帯には、里山散策しながらアートを鑑賞するフィールドミュージアムなど楽しみ方がたくさんあります!
さっそく松代エリアの作品を紹介していきますよ!
【新作】D363 プロジェクト宮殿/イリヤ&エミリア・カバコフ
旧ソ連時代の1970年から74年にかけて制作された、10人の夢想家を主人公とする物語とドローイングが描かれたアルバム。
それを迷宮のような形状で台座の上に置き、鑑賞者を物語の世界に引き込むような作品です。
DATA
プロジェクト宮殿/イリヤ&エミリア・カバコフ
- 住所
- 十日町市松代3743-1 まつだい「農舞台」館内
- 電話番号
- 025-595-6180(まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」)
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 料金
- まつだい「農舞台」フィールドミュージアム一般1,200円、農舞台・まつだい郷土資料館のみ一般600円(作品鑑賞パスポート提示で3回まで入館可)
【新作】D364 アーティストの図書館/イリヤ&エミリア・カバコフ
図書館や古文書館といった「記憶の場」は、カバコフの重要なテーマのひとつです。
まつだい「農舞台」内に設けらえた図書館では、限定版のアーティストブックや書籍の鑑賞ができます。
またカバコフの作品にまつわる絵画や写真なども公開しています。
DATA
アーティストの図書館/イリヤ&エミリア・カバコフ
- 住所
- まつだい「農舞台」館内
- 電話番号
- 025-595-6180(まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」)
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 料金
- まつだい「農舞台」フィールドミュージアム一般1,200円、農舞台・まつだい郷土資料館のみ一般600円(作品鑑賞パスポート提示で3回まで入館可)
【新作】D359 廻転する不在/東弘一郎
東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻に在籍し、自転車などのジャンクと金属を組み合わせて動く立体作品を制作する作家。
実際に自転車を漕いで動かすことで、持ち主のない自転車に新しい命を吹き込んでみよう!
DATA
廻転する不在/東弘一郎
- 住所
- 十日町市松代3743-1 まつだい「農舞台」外構
今年の芸術祭のポイントはココ!
全333点、38の国と地域263組のアーティストが参加
過去に公開された210点に、新作または新展開される123点を合わせた333点が公開されます。
なお38の国と地域263組の参加アーティストのうち、新作を手掛けるのは13の国と地域95組。すごい数だ!!!
過去最長、全145日の開催期間
これまでは夏の50日間ほどでしたが、4月から11月まで全145日間の開催に。
春の企画展や夏期間のみの公開など、期間が限定されている作品もあるので、何度も足を運んで芸術祭を楽しもう!
一日の始めに検温スポットに立ち寄ることが必須!
新型コロナウイルス感染拡大予防対策のため、エリア内の「検温スポット」で検温や体調確認、マスク着用確認後、作品鑑賞に必要なリストバンドを配布します。
リストバンドがないと作品会場に入場できないので注意!
マナーを守って、安全安心、楽しく芸術作品を鑑賞しましょう★
DATA
越後妻有 大地の芸術祭 2022
- 料金
- 作品鑑賞パスポート:一般4,500円、高校・専門・大学3,500円(~7月29日金は早期割一般3,500円、高校・専門・大学2,500円)、中学生以下無料 ※清津峡渓谷トンネル内作品、北越急行線内作品はパスポート提示で一般のみ割引あり。有料イベントは別料金(パスポート提示で割引あり)
個別鑑賞券:300円~ ※各作品または施設窓口で購入 - 問い合わせ先
- 大地の芸術祭実行委員会事務局
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-757-2637
- リンク
- 越後妻有 大地の芸術祭 2022 ウェブサイト