十日町市と津南町を合わせた越後妻有地域を舞台に20年続く世界最大級のアートと里山の祭り『越後妻有 大地の芸術祭2022』。
約760平方キロメートルにも及ぶ広大な里山に、世界中のアーティストが手掛けた多彩な作品が展示されます。
月刊にいがた編集部が選んだ、今年の芸術祭の目玉となる作品をご紹介します!
※『越後妻有 大地の芸術祭2022』作品紹介のなかで、特に記載のない作品は、11月13日(日)までの10:00~17:00(10・11月は10:00~16:00)に公開されています。火・水曜は「休祭日」となります
川西エリアとは?
信濃川の西側、高さ50 メートルの段丘上に広がる川西。
見晴らしのいい台地からアートを眺めてみましょう。
さっそく川西エリアの作品を紹介していきますよ!
K014 空と大地の展望台/柳健司
節黒城跡キャンプ場内の林をくぐり抜け、遊歩道の終点にある展望台。
中央には作家自身の足型と、世界中の大都市や太陽系惑星までの距離が記されています。
十日町の街並み、そして遠くに連なる山々を一望できますよ。
DATA
空と大地の展望台/柳健司
- 住所
- 節黒城跡キャンプ場
- 営業時間
- ~10月31日(月)
【新作】K113 あめのうた/小松宏誠
空中に大量の水が浮かび、長い時を経て地上に降り注ぐ。
その壮大な旅を経て生まれた雨を、プラスチックで制作された小さいオブジェで表現しています。
吊るされたオブジェが回転して周囲の環境を映し出す様子も美しいです。
DATA
あめのうた/小松宏誠
- 住所
- 千手地区
- 営業時間
- 7月30日(土)~9月4日(日)10:00~17:00(1Fは~20:00点灯・公開)
- 料金
- 一般300円(作品鑑賞パスポート提示で1回入館可)
【新作】K111 小脇プロジェクト/丹治嘉彦+橋本学
「自分たちの川西」をテーマに住宅廃材等を使って模型を作るワークショップを実施。
川西地区の子どもたち約400人分の模型を集積し、ひとつの作品を完成させます。
個の表現と全体のダイナミズムを感じて。
DATA
小脇プロジェクト/丹治嘉彦+橋本学
- 住所
- 小脇集落
- 営業時間
- 7月30日(土)~9月4日(日)
今年の芸術祭のポイントはココ!
全333点、38の国と地域263組のアーティストが参加
過去に公開された210点に、新作または新展開される123点を合わせた333点が公開されます。
なお38の国と地域263組の参加アーティストのうち、新作を手掛けるのは13の国と地域95組。すごい数だ!!!
過去最長、全145日の開催期間
これまでは夏の50日間ほどでしたが、4月から11月まで全145日間の開催に。
春の企画展や夏期間のみの公開など、期間が限定されている作品もあるので、何度も足を運んで芸術祭を楽しもう!
一日の始めに検温スポットに立ち寄ることが必須!
新型コロナウイルス感染拡大予防対策のため、エリア内の「検温スポット」で検温や体調確認、マスク着用確認後、作品鑑賞に必要なリストバンドを配布します。
リストバンドがないと作品会場に入場できないので注意!
マナーを守って、安全安心、楽しく芸術作品を鑑賞しましょう★
DATA
越後妻有 大地の芸術祭 2022
- 料金
- 作品鑑賞パスポート:一般4,500円、高校・専門・大学3,500円(~7月29日金は早期割一般3,500円、高校・専門・大学2,500円)、中学生以下無料 ※清津峡渓谷トンネル内作品、北越急行線内作品はパスポート提示で一般のみ割引あり。有料イベントは別料金(パスポート提示で割引あり)
個別鑑賞券:300円~ ※各作品または施設窓口で購入 - 問い合わせ先
- 大地の芸術祭実行委員会事務局
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-757-2637
- リンク
- 越後妻有 大地の芸術祭 2022 ウェブサイト