【どこ行く？なにする？おでかけドライブ】

かつては10日ごとに市が開かれていたという十日町市。

毎年1月に開催される節季市には多くの露店が立ち並び、ちんころと呼ばれる子犬をモチーフにした米粉でできた伝統工芸品が販売されます。

今回はそんな十日町市のおすすめドライブスポットをご紹介！

十日町市ならではのグルメやおでかけスポットもあわせて立ち寄ってみてくださいね♪

十日町の文化に触れよう！　ちんころづくり体験／みんなの家

毎年1月に開催される節季市で大人気なのが、子犬やネコ、干支の動物など、さまざまなモチーフがかわいらしいちんころ。

このちんころの始まりは、明治末期ごろにまでさかのぼるんだとか。

幸福を願って飾られ、フォーチュンドールのようなものです。

しかし、その終わりはちょっと悲しいもので、1～2週間でちんころにひび割れができてきます。

でも、心配の必要はありません！

細かく砕けるほど幸運を呼ぶといわれているんですよ～。

そして、このちんころづくりを気軽に体験することができるんです。

十日町市を拠点に、地域の日常や伝統文化に触れられる観光体験を提供するHOME HOME Niigataが開催するちんころづくり体験は、3日前までの予約制で1人3,050円（2人～予約可）で体験が可能です。

基本的にはコワーキング施設のみんなの家で実施しますが、希望があれば滞在先などでも指定の場所に出張対応可能なんだそう。

さっそく体験スタート！

まずは食紅で色付けされた米粉のかたまりを手のひらで温めながらこねて角をとっていきます。

これが意外と重要で、きちんと角をとらないと角ばった顔になってしまいます。

筆者は末端冷え性のせいなのか、いくらこねても全くやわらかくならない…

そんなこんなで数分間が経ち、やっと顔を作ります。

ハサミで切り込みをいれて耳を作り、つまようじで目をつけます。

胴体にも切り込みをいれ、足を作ったら、だんだん犬に近づいてきた？！

台紙に固定し、仕上げにマフラーと毬を作ってあげます。

寒い冬でも外で元気に駆け回る子犬を想像しながら作りましょう！

最後に蒸し器で数分蒸して、つやを出したら完成です。

体験では3体まで作ることができるので、自分のアイデア次第でかわいいちんころを作ってみてくださいね。

ランチはここで♪

火焔土器をイメージしたうま辛担々麺【手打ちラーメン 万太郎】

もちもちの太麺と、地元の高長醸造場の醤油、味噌などの十日町の食材を使ったラーメンが自慢のお店。

十日町を代表するラーメンとして誕生したのが『火焔タンタンメン』（930円）です。

妻有ポークを使用したチャーシューや「神楽南蛮」など、地元食材がたっぷり。

ヒマワリ油から作った自家製のラー油は辛さとうまみのバランスが絶妙！

十日町で出土した火焔土器をモチーフにした妻有焼のうつわで提供しており、思わず写真におさめたくなるようなビジュアルがインパクト大なラーメンです。

朝7時から営業しており、朝ラーも楽しむことができますよ。

寒～い冬の十日町ドライブのランチは、体の中から温まるラーメンを味わってみてはいかが？

ここにも立ち寄って♪

越後妻有交流館キナーレ 明石の湯

建物自体が大地の芸術祭作品になっており、スタイリッシュな雰囲気。

大きな窓に面した開放的な大浴場のほか、季節ごとに楽しめるユニークな変わり湯も人気です。

仮眠室もあるので、ゆったりくつろぎながら旅の疲れを癒やせますよ。

道の駅 クロステン十日町

キナーレの隣に位置し、十日町観光には欠かせないスポット。

注目すべきはギネス世界記録に認定されたこともあるつるし雛です！

地域最大の土産物販売スペースのほか、レストランも併設しています。

お菓子処木村屋

大正12年創業の老舗菓子店。

名物の「国宝火焔型土器」がモチーフの『土器ドキ最中』（1個160円）は、十日町産のもち米で作った皮の中に北海道産の小豆あんがたっぷり。

焼菓子やケーキも販売しているので、ぜひお土産を買いに訪れてみてはいかが？