代表銘柄『玉風味』のほか、アルコール度数46度の『越後武士』やワインのような味わいの『イットキー』などの個性的なお酒も人気の玉川酒造。
魚沼市守門の名所・目黒邸のすぐそばにあります。
こちらでは通年で酒蔵見学ができ、予約不要で1名からガイドさんが案内してくれます。
今書いたように「通年で酒蔵見学ができる」のですが、特におすすめなのが暑~い夏。
それはなぜかというと…
建物前にあるシートで覆われた物体。
このシートの下には雪が入っているんです。
守門は日本屈指の豪雪地。
天然の雪を特殊なシートで覆い、年間を通して大吟醸酒を低温貯蔵しているのです。
この雪、翌年また降るまでずーっと溶けることはないとか。
県内にも雪中貯蔵庫はありますが、ほとんどが屋内ですよね。
屋外に雪が年中置かれているって珍しい。
さすがは守門。
さて、この雪の下にある雪中貯蔵庫「ゆきくら」を見学します。
階段を下りていくと徐々に冷気が。
ゆきくらに入ると、その涼しさに目が覚めるよう!
温度計は3度。
そりゃ涼しいはずだ!
ゆきくらは、温度が一定で湿度が高く、振動が少ないため、日本酒の貯蔵に最適。
説明をお聞きしているうちに、さっきまでの暑さはどこへやら!
すっかり涼しく(寒く!?)なったところで再び地上へ。
蒸し場、土蔵などの見学を通して玉川酒造の酒造りについて学ぶことができます。
さて、見学を終えたらお楽しみの試飲タイム!
運転手さん以外は存分にご堪能ください。
約10種類のお酒の試飲を楽しめます。
季節によって試飲できるお酒も異なるので、限定酒に出合えることも!
現在のイチオシは、7月に発売されたばかりの雪中貯蔵大吟醸原酒『越後ゆきくら』。
玉川酒造の最高峰のお酒であり、さまざまな賞も受賞しているお酒です。
新酒のフレッシュな香りが花開くように広がり、やわらかく熟成された、お酒本来の味わいを楽しむことができます。
720ml 4,600円とお値段はなかなかですが、これは一飲の価値ありですよ!!!!
お酒好きな方、ぜひハンドルキーパー様と一緒に足を運んでみてくださいね。
(ハンドルキーパー様は、お酒の仕込み水としても使われている湧き水を飲むことができるスペースがありますのでぜひそちらで喉を潤してください。このお水も美味ですよ。)
DATA
越後ゆきくら館
- 住所
- 魚沼市須原1643
- 電話番号
- 025-797-2777
- 営業時間
- 9:00~16:00
- 休み
- 無休
- 料金
- 見学無料
- 駐車場
- 12台
- リンク
- 越後ゆきくら館
- 備考