高田の雁木通りにある旧今井染物屋は、上越市に現像する町屋のなかで最古であり、最大級の貴重な建物です。
江戸時代末期に建てられ、当時は染物屋として使用されていました。
梁が美しいチャノマは、高い吹き抜け空間になっています。
建物の奥へ進むと、立派な土蔵が。
今年の4月に、高田の風土産業である「バテンレース」の常設工房が設置され、モチーフやアクセサリー作りの体験ができるようになりました。
「ブレード」と呼ばれる幅1センチほどのテープを型紙に沿わせ、その間に糸で模様を入れていきます。
作るモチーフのデザインを決めたら、さっそく体験!
とても細かい作業ですが、職人さんがひとつひとつの工程を丁寧に教えてくれるので、誰でも気軽に体験ができます。
完成した作品がこちら。
ちなみに、イヤリングの金具も選ぶことができ、ピアスでの制作も可能。
工房では職人さんの作品を購入することもできますよ。
繊細なレースのモチーフが素敵な作品ばかりです。
町屋めぐりとともに、高田で長い歴史のあるバテンレース文化に触れてみてはいかが?
DATA
旧今井染物屋
- 住所
- 上越市大町5-5-7
- 電話番号
- 025-520-9788
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 休み
- 月曜(祝の場合は翌日)
- 料金
- 入館無料(制作体験は有料)
- 駐車場
- 20台
- リンク
- 旧今井染物屋 上越市ホームページ