3月になり、春の息吹もあちこちで感じられる時期に。
「そろそろ旅も悪くないかな」なんて思い始めた方も少なくないのではないでしょうか。
新潟空港が新しい生活様式での空の旅に取り組む「新空(シンソラ)プロジェクト」のHPによれば、感染リスクを避け、安全に移動するためには、短時間で目的地に着き、換気もしっかりしている「飛行機」は選択肢のひとつです。
ということで今回は、3月上旬に編集部スタッフの貝沼が、実際に飛行機を利用して2泊3日で新潟空港⇒福岡~長崎へ行ってきた旅レポを皆さんにお届けします!
利用したのは、新潟空港IBEX/ANA 9:20発の便。
搭乗手続きは意外と簡単で、マスク着用はもちろん、手指消毒や透明シールドの設置など感染症対策もばっちり。
新潟から福岡までは2時間弱のフライトでしたが、機内ではビデオ・雑誌などのコンテンツが見放題となるIBEX専用サービスがあり、旅を快適に過ごせます。
飛行中、窓から見える外の景色は、まさに「空の旅」ならでは!
客室乗務員さんの笑顔にも癒されながら無事にフライトを終え、機外へ出るときに客室乗務員さんと記念撮影。
短い間ですがお世話になりました!
到着した福岡空港は、全国でも数少ない市街地に位置する空港です。
地下鉄が直結し、市内中心部まで約5~11分とアクセス抜群!
滑走路を一望できる展望デッキもすごく大きいし、しかも入場無料。
この日も、たくさんの方が飛行機を眺めていらっしゃいましたよ。
この展望デッキのそばには、開放的なビアマルシェ『SORAGAMIAIR(ソラガミエール)』もあり。
「飛行機を見ながらビール、なんてのもいいなぁ…」と思いつつも、今回はこの後、車で移動なのでそれはかなわず(涙)。
ということで、空港内を移動し、全国各地のラーメン店が集まっている『ラーメン滑走路』でお昼をとることに。
編集部・貝沼は、ご当地ラーメンの博多ラーメンのお店に入って、「九州に来たぞ!」と気持ちを盛り上げながら(笑)おいしくいただきました!
…と、おなかも気持ちも満足させたところで、早速、福岡空港から長崎市内へ向かいます!
福岡空港から長崎市内へは車で約2時間。新潟だと新潟市~上越市くらいの距離でしょうか。
実は九州って、福岡空港から約2時間をみれば、長崎県はもちろん、大分県や熊本県にだって行けちゃうんです。
だから余裕を持って日程を組めば、別府温泉(大分県)や、阿蘇山(熊本県)にだって足を伸ばせちゃうんですよー!
とはいえ2時間…長崎市内に向かう途中に何か良い立ち寄りスポットはないものかとリサーチしてみると…ありました! オシャレな場所が。
それは、長崎県の「西の原エリア」。この地名、おそらく初めて聞いた人の方が多いのではないでしょうか?
こちらは、かつてあった製陶所の建物を利用したカフェや雑貨店など10軒のオシャレなお店が集まっているスポットで、レトロな雰囲気、そして個性的な品ぞろえは、私の心を虜に!
SNSに投稿したい雰囲気ばかりだったので写真撮りまくってしまいました(笑)。ホント、女性は特に立ち寄ってほしいエリアですよ。
長崎市内に到着!
せっかく遠出して長崎まで来たんだから、観光地という観光地を巡ろうということで、とにかく時間が許す限りいろんなところへ行ってみました。
長崎市内に到着してまず思ったことは「新潟にはない街並み」だということ。
当たり前じゃん、と思うかもしれませんが、雰囲気が普通の街とは全然違う。
新潟にはない異国情緒溢れる街並みと見事な景観美に大感動です。
港も近く、吹く風が心地よい長崎の街で、新しい季節の訪れも感じてきました。
そんな長崎の街で、実際に行ってきたのは次のスポットです!
●大浦天主堂(おおうらてんしゅどう)
1864年竣工、現存する国内キリスト教建築物としては最古の教会で、国宝に指定されています。中世ヨーロッパ建築を代表するゴシック調の造りと荘厳な雰囲気が来訪者の心を落ち着かせます。長崎にしかないキリシタン文化が感じられる神聖な教会です。教会横には、キリシタン文化を学べる「大浦天主堂キリシタン博物館」もあります。
●祈念坂(きねんざか)
長崎市内にはいたるところに坂がある街として有名ですよね。この「祈念坂」は大浦天主堂の路地裏にあり、カトリック教会、石畳の坂、長崎港がひとつのフレームに収まる景観を一望することができます。思わずカメラを向けてしまうほどの美しさ!
●グラバー園
国指定重要文化財の旧グラバー住宅・旧リンガー住宅・旧オルト住宅のほか、6つの明治期の洋館を移築復元(現在は旧グラバー住宅が保存修理工事中)。レトロな洋館と園内の花々が織りなす美しい光景を楽しめ、長崎港や街の景観も一望できる定番観光スポットです。
●眼鏡橋(めがねばし)
長崎市中心部、魚の町と諏訪町の間にある日本初のアーチ式の石橋です。川面に映った影が双円を描き、メガネに見えることから、この名前がついたとか。近年では護岸にあるハートストーンが「愛を願うパワースポット」として人気です。「来たからには見つけなければ!」と必死に探した私。ちゃんと見つけましたよ、ハートストーン。幸せになれますよーに。
長崎グルメも堪能してきました!
長崎グルメと言ったらやっぱり「ちゃんぽん」「皿うどん」「カステラ」ですよね。
もちろんこの3つも食べましたが、今回は、地元のことならタウン誌に聞こう!ということで、地元タウン誌『ながさきプレス』さんへリサーチを試み、向こうのスタッフさんたちが「ぜひ食べてほしい!」というオススメのお店へ行ってみました。
●『トルコライス』(レストラン プリムローズにて)
上記で紹介した眼鏡橋のすぐ近くにある洋食屋さん。こちらでぜひ食べてもらいたいのが長崎名物の「トルコライス」です。写真を見て頂くと分かると思いますが、ひとつの皿に、トンカツ、カレー、パスタというメイン級のメニューが盛り合わせたボリュームあるメニューです。見た目はこってりしているけど、食べてみると意外とあっさりした味付けなので、女性でもペロッと食べられちゃいます。ちなみに、なぜトルコライスという名称なのか聞いてみたのですが、いろんな説があるそうで…皆さん、調べてみて! 食べることが大好きな私も大満足。ごちそうさまでした!
●『シースクリーム』(梅月堂 本店にて)
『ながさきプレス』さんから「長崎に来たら、シースクリームをぜひ食べてもらいたい!」と。…シースクリーム?? 初めて聞いたその名前にワクワクしながら向かいました。このお店は、明治27年に創業した老舗和洋菓子店です。もちろん名物は、長崎だけのオリジナルケーキ『シースクリーム』。カスタードをサンドした生地に、黄桃とパイナップル、生クリームをのせたケーキです。見た目からも伝わると思いますが、とっても懐かしい味がしました。店舗2階にあるカフェでコクの深いコーヒーとともに召し上がれ!
長崎に行ったなら夜景もぜひ!
●稲佐山山頂展望台
香港、モナコにならんで、世界新三大夜景に認定された長崎の夜景は、評判通り最高! 夜景を撮るなら、やはり長崎のランドマーク的存在の稲佐山。山頂展望台からの景色はもちろん、ロープウェイに乗れば空中眺望も楽しめます。さすが三大夜景! こんなにも感動する夜景を観たのは人生で初めてでした!
長崎市内からちょっと足を伸ばして…
●九十九島 展海峰(くじゅうくしま てんかいほう)
長崎市から車で約1時間、佐世保港沖の大小さまざまな島並みが「九十九島」。美しい海域として親しまれ、遊覧船も運航する観光名所です。「展海峰」は目の前に九十九島が180度のパノラマで広がる展望台。佐世保でも一番人気のスポットです。
…と、駆け足で紹介してきましたが、上記以外にも、亀山社中を訪問して憧れ(?)の坂本龍馬の像を見てきたり、鎖国時代に日本で唯一の貿易窓口だった出島(今は素敵なベイサイド観光エリア)に行ったり…、そうそう、本場の『長崎ちゃんぽん』も、やはりおいしかったですよ!
冒頭にもチラッと書いたけど、新潟⇒福岡⇒長崎って意外と近いし、実際これらは2泊3日の旅ですべて行くことができた場所です。
見るものも食べるものも新鮮で、「やっぱり、旅っていいな!」と再確認した空旅レポートでした!
読者プレゼント!!
最後に、ここまでご覧いただいた皆さんに、長崎旅のおすそ分け(?)として、長崎銘菓『クルス』を抽選で5名にプレゼントしちゃいます!
ご覧の通り缶のデザインも素敵な逸品です。ご希望の方は、下記からアクセスし、気軽にご応募くださいね!
(プレゼントの応募受付は4月25日(日)まで。当選者の発表はプレゼントの発送をもってかえさせていただきますので、予めご了承ください)
「新潟⇔福岡線」毎日運航中!
Flight Schedule(2021.3.28―10.30)
[新潟→福岡]
新潟空港9:20→福岡空港11:10
新潟空港12:10→福岡空港14:05
新潟空港19:35→福岡空港21:25
[福岡→新潟]
福岡空港7:15→新潟空港8:50
福岡空港14:40→新潟空港16:20
福岡空港17:30→新潟空港19:05
※新型コロナウイルス感染症拡大の影響により運休等が生じる場合があります。また、発着時刻は予告なく変更される場合があります。