高田は1614年に徳川家康の六男・松平忠輝公によって造られた城下町。
豪雪地帯であることから、江戸時代には雪に埋まったまちの位置を知らせるために「この下に高田あり」という立札が立てられたという話も残っています
高田のまちなかでよく見かける雁木は、連なる町家に住む人たちの生活通路を確保するためのもので、雪国ならではの生活の知恵から生まれたものなんです。
現在では総延長約13キロメートルにわたって雁木と町家が続いており、全国一の長さを誇っています。
この高田独特の建築景観を後世にも残していこうと、使わなくなった町家を、昔ながらの雰囲気はそのままに案内所やお土産屋さん、カフェなどに活用する人が増えてきています。
訪れた際は外観はもちろん、実際になかに入って昔ながらの町家の造りを見学してみて。