日本有数のニットのまち・五泉市は、花のまちでもあるそうです。
取材におじゃましたのは2月の半ばだったけど「もう今なんて雪割草が咲いてるよ!」と、伊藤勝美市長。
「3月にはミズバショウ、4月には桜とチューリップ、さらに5月はぼたんと締めくくりのシャクヤク…と、主役級の花が毎月代わるがわる登場するんですよ」。
まさに「お花畑のロケット鉛筆」状態!
こんなにお花が好きだなんてロマンチストな市長さんだなぁと思いつつ、
五泉市役所に入ってからずーっと気になっていた質問を。
「市役所のあちこちに置いてある、マッチョなボディビルダーのような置物。あれ何ですか?」
「里芋だよ」。
親芋から子芋がいっぱい出てきて、さらにそれぞれから孫芋が出てきて、写真のようなムキムキ状態になっているんだって。
「里芋は孫から食べるんだよ」と、ちょっとホラーなウンチクも教えてくださいました。
その後、市長と市役所の食堂でお食事。ラーメンをいただいたのですが、じつは、麺が「さといも麺」!
弾力があり噛みごたえ抜群!
里芋の風味とスープとの相性が素晴らしく、僕の口の中で五泉を独り占め!
伊藤市長の特技は「謡曲」とのこと。
まったく謡曲の知識のない僕に一曲披露してくれるひとコマも。
素晴らしい歌声と美しいぼたんの花に、心癒された五泉取材でございました。
五泉市長 伊藤勝美(いとうかつみ)
五泉市村松出身。特技は 「観世流謡曲」。建築系の 仕事をしていた経歴もあり 「高いところはこわくない」そうです