江戸時代から醸造の町として栄えた、長岡市摂田屋地区。
現在でも醤油・味噌、日本酒など、日本伝統の 食品づくりに携わる蔵が多く残っています。
昔ながらのレトロな街並みを散策しながら、おみやげ探しを楽しんで！

宮内駅にほど近い長岡市摂田屋地区は、醤油・味噌、酒などを製造する蔵元が古くから残っているエリア。歩いていると、あちこちから糀の香りが漂ってくる醸造のまちとして知られています。

江戸時代から続く醤油で有名な越のむらさきは、歴史を感じさせる大きな社屋とお地蔵様のイラストが描かれた看板が印象的。
田舎味噌と醤油の製造を続ける星野本店は、試食をしながら好みの味を見つけられる楽しいスポット。味噌星六はこの地区では比較的若い店ですが、確かなおいしさで多くのファンをつかんでおり、高い人気を得ています。

「殿様街道」と呼ばれた旧三国街道、龍や恵比寿などをレリーフした鮮やかな鏝絵（こてえ）が見られる機那サフラン酒本舗の蔵など、町のあちこちに歴史的な建造物が多く残っているのも見どころです。

まち歩きを楽しみながら、摂田屋の歴史と醸造文化を学び、味噌・醤油蔵に立ち寄っておいしいおみやげを探してみましょう！

星野本店

日本伝統の味を伝える 調味料を製造販売

170年以上作られてきた味噌・醤油は、いずれも全国の品評会で高い評価を受けているほどの逸品！　
人気は長岡産の大豆、新潟県産米、赤穂の天塩で作る「越後味噌 越の天恵」（ 500g 864円）。 味が濃いめの田舎味噌とはひと味違った米糀の甘みが特徴です。この味噌を使ったフリーズドライの味噌汁（1個184円）もあります。

越のむらさき

新潟だし醤油文化の火付け役！ 長岡藩時代から続く老舗

創業天保2年。約40年前にカツオダシを 用いただし醤油『越のむらさき』の製造を開始。これが、今では県内外で愛されるまでの 人気商品に。
事前予約があれば工場の見学も可能です。
贈り物には、甚吉と呼ばれるかわいい 袋に密封ボトルが2本入った『密封ボトル甚 吉セット』（ 1,084円）がぴったりですよ。

味噌星六

昔ながらの製法で作る 種類豊富な味噌

代表の星野正夫さんが1975年に創業した味噌蔵。
栃尾の名水や伊豆大島の塩など、厳選した素材で作る味噌が自慢です。

麦味噌、米味噌など、用意する味噌はなんと約15種類！　『こだわり味噌2年もの』（ 800g 2,008円）といった 1年、2年、 3年熟成ものから、なんと9年間（！）熟成させた希少な味噌もあるんです。