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江戸時代から受け継がれる新潟の伝統工芸品「新潟漆器」で食事を楽しみませんか

新潟漆器

  • 情報掲載日:2020.03.19
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

「新潟漆器」をご存じでしょうか。
新潟漆器は新潟市の新潟島エリアを中心に、約400年にわたり受け継がれる漆工芸です。
江戸時代の初めに他の産地から漆塗り技術が伝わり、寛永15年(1638年)には現在の古町7番町に「椀店(わんだな)」と呼ばれる漆器の専売地域が定められ、新潟は日本有数の漆器産地となりました。

明治には竹の節や筋、ゴマやすすけた感じなど、竹の風合いを漆で表現する竹塗の技法が伝わり、新潟漆器を代表する塗のひとつとして現代に至っています。

新潟漆器は「変塗(かわりぬり)の宝庫」と呼ばれ、 数多くの漆塗り技法が受け継がれています
新潟漆器は「変塗(かわりぬり)の宝庫」と呼ばれ、 数多くの漆塗り技法が受け継がれています

平成15年には伝統工芸品の指定(花塗、石目塗、錦塗、磯草塗、竹塗の5技法)を受け、現在では新たに夕日塗や朧銀塗(おぼろぎんぬり)を開発するなど、日々進化し続けています。

現在20人ほどいる新潟漆器職人の中でも最年少で、唯一の女性塗師の真田桃子さん。朧銀塗を手掛けることのできるただひとりの職人です
現在20人ほどいる新潟漆器職人の中でも最年少で、唯一の女性塗師の真田桃子さん。朧銀塗を手掛けることのできるただひとりの職人です

この新潟漆器を新潟市中央区内で飲食業や販売業を営む店舗に利用してもらい、新潟漆器の認知度を上げることで、その魅力を再発見してもらうとともに、広く発信していくことを目的として始まったのが「新潟漆器利用促進事業」です。

この事業は2018年度、2019年度と実施され、現在では13の店舗において新潟漆器で食事を楽しむことができます。

実際にどんなふうに利用されているのか、その一部をご覧ください。

■80万人のためのフレンチ OV[フランス料理]
/新潟市中央区堀之内50-11・1F

うつわは「朧銀塗」のround(縁あり)

■鮨はたけやま[すし]
/新潟市中央区古町通9-1485・1F

うつわは「朧銀塗」「赤銅塗」「青銅塗」の豆皿

■宇宙色の鼻[フランス料理]
/新潟市中央区古町通9-1475-4

うつわは「朧銀塗」×「竹塗」のcrater

■佐渡の地酒と鮮魚 花柚子[和食居酒屋]
/新潟市中央区東大通1-5-10・3F

うつわは「朧銀塗」のround bordered、箸は「朧銀塗」×「竹塗」のmitate箸

■酒と肴のぶ[和食居酒屋]
/新潟市中央区古町通8-1437-6・2F

うつわは「朧銀塗」のround

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ほか下記の店舗でも、「新潟漆器利用促進事業」を利用し、新潟漆器を用いて料理が提供されています。

■兄弟寿し[すし]/新潟市中央区古町通9-1461-1

■今代司酒造[酒蔵]/新潟市中央区鏡が岡1-1

■肉山新潟[肉料理]/新潟市中央区東大通2-1-7・1F

■魚魯こ[和食居酒屋]/新潟市中央区弁天2-1-27

■なな草[和食居酒屋]/新潟市中央区東堀前通6-1063-1 紋勇ビル2F

■Restaurant ISO[フランス料理]/新潟市中央区春日町7-13

■Atelier CHIANTI[イタリア料理]/新潟市中央区花園1-5-9 ベロウ花園

■とりやきoniya[鶏専門店]/新潟市中央区東堀前通8-1377

ぜひ店舗に足を運んで、新潟漆器で食事を楽しみ、新潟漆器の魅力を感じてみてください。

Information

新潟漆器利用促進事業実行委員会
問い合わせ先
新潟市中央区役所地域課 産業振興室
問い合わせ先
電話番号
025-223-7054

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